ごめんなさい。まずは“原付免許”でお試ししてみない?
タイトルに心惹かれて“普通自動二輪免許が、まさか1日で!?”と思わせてしまったらごめんなさい。ここでオススメしたいのは、ズバリ原付免許について。
「なんだー原付かー」
「原付バイクなんて、バイクじゃないよ」
「原付って危なそうだし…」
そんな声も聞こえてきそうだが、アナタは本当に“原付”について知っているだろうか?
確かに、いわゆる原付と呼ばれる原動機付自転車…、とくに原付一種は、排気量は50㏄以下と定められているし、パワーはそれなりでまさに“自転車にエンジンが付いた”乗りモノ。
交通ルールも、51㏄以上のバイクとは違う部分があるし、小型のスクーターが多くラインナップされているので、一般的な“バイクのイメージ”とは離れているかもしれない(ちなみに普通自動二輪免許は排気量400㏄までのバイクに乗れる免許。その上位免許は大型二輪免許だ)。
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けれどもその、踏み込むと奥深~い原付ワールドはとても楽しいのだ。それこそちゃんと“ライダー”だと胸を張れる部分もたくさんある。「ホントに~?」と思う“未ライダー”の人ほどチャレンジしてみてほしい。原付と出会うと新たな世界が開くかも!?
ではさっそく、そんな魅力がいっぱい詰まった“原付免許”を1日でGETする方法や、原付についてのアレコレを勉強しようぜ!
ビバ!原付ワールド!
そもそも、原付免許ってなんだ?
細かいハナシはまた今度するとして、ザックリとお話させていただくと、原付免許は、総排気量が50㏄以下のバイクに乗ることができる免許。二輪の免許の中で、もっともリーズナブルかつカンタンに取得できる。取得可能年齢は満16歳から。つまり、16歳の誕生日当日に取りに行くのでもオッケー!
また車両自体も、大型のバイクなどと比べて手の届きやすい価格帯だったり、大きさも比較的コンパクトな車両ばかりなので、通勤・通学の日常の足として使う人や、新聞配達・宅配バイクなどとして社会的に利用されやすいという一面もある。
原付免許を取る最短日数は?
原付免許単独で取得する場合は、筆記試験のみで、最短1日(当日)で取得することが可能。運転免許試験場(運転免許センター)で適性試験と学科試験を受け合格し、原付講習を受講すればOK! スムーズに進めば1日で原付免許が交付されるのだ。
また原付免許は、普通自動車免許に自動的に付帯するので、クルマの免許だけしか持っていない人も、またはバイクの上位免許を先に取った人にも付いてくる。そういう意味では、どんな免許を取っても手に入る、一番ポピュラーな免許であるといえるだろう。
◆原付免許を取る日の流れ
居住地の運転免許センターへ受験しに行く。※予約が必要かどうかは試験場に要確認
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視力検査や色彩識別検査などの適性検査を受け、すべてクリアする。
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学科試験を受ける。
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学科試験合格後、基本操作や基本走行などの講習を受ける。
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できあがった免許を受け取る。
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これで原付ライダー!
※このほか適時、書類の提出の手間や諸経費などの費用がかかります。
※試験場によっては順序が異なる場合もあります。
原付免許を取るための費用はどのくらい?
原付免許取得にかかる費用は、全国一律合計8,050円(※)。
内訳は受験料が1,500円、交付料が2,050円、講習料が4,500円だ。学科試験に一発合格できれば1万円でおつりがくる計算となるが、もし不合格となってしまったときは、再受験する必要があり、もう一度1,500円がかかる。ライダーとしてデビューする前にムダな出費を抑えるためにも、学科試験対策はしっかりやろう!
※2023年5月現在の情報。手数料など各都道府県によって変更される場合があるため、試験を受けに行く前には運転免許試験場や各都道府県公安委員会などのHP、電話で確認しよう。
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