
バイクの運転に慣れてきたころにうっかり油断して起きてしまうのが“立ちゴケ”。運転に不安があるときはあんなに慎重だったのに、いつの間にか気が大きくなってしまい、ちょっとしたはずみで愛車と共にガッシャーン…。
立ちゴケはライダーがケガをする場合もあるし、なにより大切な愛車に傷がついてしまうので精神的にも金銭的にもダメージの大きいトラブルだ。
立ちゴケの原因は様々だが、今回は予想しにくい・油断しがちな危険ポイントを紹介するので、ぜひ危険回避に役立てて欲しい。
靴ひもがステップに引っかかる
一般アパレルやヒモ付きのライディングシューズを履いている人は要注意! 停止する際、ステップにヒモが引っかかって足が出ない!なんて事態にならないようにしよう。
パンツのスソがステップに引っかかる
ブーツインが甘かったり、アウト時に引っかかりやすいのがパンツのスソ。停車時に足が出ず、バランスを崩してしまう。バタつきの原因にもなるのでスソの長さに注意しよう
吹き溜まった落ち葉で足をすべらせる
足を出した先がすべりやすい落ち葉などが溜まった路肩だと、一気に危険度は増す。足を出す前にまずは目視で確認しよう
道路のデコボコに足をとられる
一般道の中には割れ目や陥没による穴ボコが存在する。ここにタイヤや足がハマってしまうとバランスがくずれて一気に緊急事態に!昼間は発見しやすいが夜間は見えづらいこともあるので要注意だ
ジャリで足をすべらせる
落ち葉と同様に、非常にすべりやすいジャリはライダーの天敵。足がベッタリと着いても踏ん張りがきかないこともあるので注意しよう