リヤブレーキを使わないとき、つま先を持ち上げたり外側に向けたりしていたら要調整!
ライディング中でリヤブレーキを使わないとき、つま先の靴底部分はどうしているか思い出してほしい。足でブレーキペダルを押してしまいそうでつま先を意識的に持ち上げたり、外側に向けたりしていないだろうか? これはペダルの高さが合っていないことが原因で、足首に負担をかけるばかりかフォームまでくずしかねない。もっとひどくなると、自分はただペダルに足を乗せて いるだけのつもりでもつねにブレーキをかけている状態になってしまう。こんなことにならないように、調整方法をしっかりと覚えておこう。
使用する工具
ペダルの高さの目安
1. ココで調整
2. ロックナットを緩める
3. アジャスターを回して調整
スイッチの確認も忘れずに
ドラムブレーキは遊び調整が可能
※工具の扱いや調整に自信がない方は、バイクショップなどに相談することをおすすめします。
リヤブレーキだって重要なのだ
フロントに対して補助的な制動装置だと思われがちだけれど、ブレーキング時の姿勢変化を抑えたり、マシンの挙動を安定させたりと、実はけっこう重要な役割を担っているリヤブレーキ。そのため、ココを自分に合ったポジションに調整することは、足首の負担軽減だけでなく、微細なペダルコントロールなどワンランク上の操作が可能にもなる。ぜひフロントと同様にベストポジションを見付けて、コントロール性をアップさせよう。