街中をバイクでカッコよく走りたい!と思ったら、まず必要なのは“二輪免許”。
でも、いざバイクに乗りたいと思っても、自分がどのバイク免許を取ればいいのかわからない人も多いのでは!? ここではバイク免許の取得方法について調査したぞ。
(2022年12月現在)
バイクの免許はこんなにある!対応免許と排気量一覧
免許の種類 | 取得可能年齢 | 50㏄以下 | 51㏄以上〜 125㏄以下 |
126㏄以上〜 400㏄以下 |
400㏄以上 | |
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原付 | 16歳以上 | ◯ | ― | ― | ― | |
普通自動二輪 | AT小型限定普通二輪 | 16歳以上 | ◯ | ◯ (AT車のみ) |
― | ― |
小型限定普通二輪 | 16歳以上 | ◯ | ◯ | ― | ― | |
AT限定普通二輪 | 16歳以上 | ◯ | ◯ (AT車のみ) |
◯ (AT車のみ) |
― | |
普通二輪 | 16歳以上 | ◯ | ◯ | ◯ | ― | |
大型自動二輪 | AT限定大型二輪 | 18歳以上 | ◯ | ◯ (AT車のみ) |
◯ (AT車のみ) |
◯ (AT車のみ) |
大型二輪 | 18歳以上 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ひと口にバイク免許、といってもコレだけ種類があるのだ!
欲しいバイクが決まっているならそのバイクの“排気量”を調べて、そのバイクを運転できる免許を取る必要がある。AT限定普通二輪、小型限定普通二輪、AT小型限定普通二輪は、それぞれ単独で取得できるが、免許の種類的には普通二輪免許となり、条件欄に“普通二輪は小型二輪に限る”等と記載される。
また、大型二輪用のAT限定免許もあり、その場合の条件欄の記載は“大型二輪はAT車に限る”となる。
また、上位の免許を取れば、その下の排気量区分のバイクにはすべて乗れることになり、たとえば普通自動二輪免許があれば原付免許がなくても原付バイク(49㏄以下)に乗ることができる。突き詰めれば、“大型二輪免許”があればどんなバイクだって乗ってOKとなるのだ!
そもそも“AT”限定とか“MT”限定って何?
AT(オートマチック)二輪とは?
クラッチ(ギヤ)操作の要らないバイク。スクーターや一部のバイクに採用されている。右手のアクセルオン/オフで速度を調整するだけ。略してオートマ、とも呼ばれる。
AT限定免許で乗れるバイクの一例
クラッチがない、ということでまずイメージされるのはスクータータイプだろう。けれどもスクータータイプでなくても“クラッチのないバイク”は存在する! たとえばホンダのDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)モデルなら、AT限定免許で運転OK。レブル1100にも乗れるのだ
MT(マニュアル)二輪とは?
クラッチ(ギヤ)操作が必要なバイク。現在、スクータータイプを除く大多数のバイクがMT仕様。右手のアクセル、左手のクラッチで速度に合わせてギヤを変えながら運転する。
MT免許で乗れるバイクの一例
MT免許があれば、ATモデルはすべて運転OK。サーキットを走るようなスポーツタイプのバイクでも、山道を駆け上がるようなオフロードタイプでも何でも来い! またクルマにもAT/MT免許があり、MT免許がないと運転できない車種もある。
バイクの免許はどこで取れるの?
バイクの免許を取る方法は大きく分けて2つ。
教習所で取る
→近くの教習所へ通ったり、遠くの教習所に合宿したり。“教習所で取る”方法もいくつかパターンがある。指定教習所と届出教習所、どちらに行くかで免許の交付までの道のりが変わってくるが、最終的に運転免許センター(運転免許試験場)で免許証が交付されるところは同じ。
※指定教習所に入校すれば、仮免学科試験や卒検は教習所で受験できる。届出教習所では技能教習のみで学科教習がないところもある。届出教習所に入校した場合は、本免許取得のための技能試験を改めて運転免許センターで受ける必要がある。
一発試験で取る
→自分の住んでいる地域の運転免許試験場で、直接試験を受けて免許取得する!という方法。現地で技能試験や学科試験に合格さえすれば、免許証をゲットできるのだ。
すべての始まりは免許から!まずは合格をめざそう
自分に必要な免許、または目指したい免許がわかったら、あとはその夢に向かって練習あるのみ! もちろん、学科試験の勉強も忘れずにね。ライダーになって会える日を楽しみにしているぞ。