普通二輪免許って、ナンダ?
この免許を持っていれば、オートマチック/マニュアルに関わらず、400㏄以下のバイクに乗ることができる。“125㏄以下”のバイクに乗れる小型限定普通二輪免許の上位免許となり、高速道路にも乗ってOK! 移動で不自由を感じることはほぼなくなるだろう。
また、普通二輪免許で乗れるようになる“125~400㏄以下”のクラスは、大型二輪よりも軽量・コンパクトなモデルも多く、気軽に乗りまわせるのも魅力。教習内容も、大型二輪免許と比べると難易度も低くなるので、挑戦しやすい免許だといえるだろう。
教習時間は、ほかに免許を何も持っていない場合で技能教習が19時限、学科教習で26時限だ。
【二輪教習】バイクの免許ってどのくらいの“時間”で取れるの?【目指せライダー】
何歳から取れる?
大型二輪/AT限定大型二輪免許は18歳以上からだが、それ以外の二輪免許は16歳から取得が可能。まったく初めての運転免許証取得の場合は、通いでも合宿でも、それなりに時間がかかってしまうので、時間に融通の利く学生時代に取ってしまうのもひとつの手だ。ただ、社会人に向けて夜間も教習時間を設けている教習所もあるのであきらめないで!
なお、教習所は入校しさえすれば、いつまでも在籍できるワケではない。一定の期間(初回の技能教習から9ヶ月以内)で卒業できなければ、たとえ卒業検定一歩手前であっても無効になってしまう。スケジュール管理は余裕を持って行おう。
年齢以外の条件
年齢以外にも免許取得には条件がある。視力が一定以上の数値を満たしているか、信号機の色を識別できるかなど、身体的に運転の適性があるかどうかだ。これは四輪免許にも適用されるが、二輪の場合にはこれ以外にも条件がある!
それは倒れたバイクを引き起こせるか、取りまわしができるかなど。教習所の規定や判断によっては、普通二輪免許取得希望でも“普通二輪免許(小型限定)”(125㏄以下の二輪車に乗れる)からスタートとなる場合もある。
初めての教習所。入校するときに必要な持ち物&実施される適性検査とは?
たとえば乗れるのはこんなバイク!
AT限定普通二輪免許ってナンダ?
排気量400㏄以下のオートマチック車と、50㏄以下のすべてのバイクに乗ることができる免許。かつてのビッグスクーターブームに後押しされて生まれたと思われる免許だ。普通二輪免許と比べて教習時間や費用が少なくてすむので、“乗りたいバイクはスクーター!マニュアル車には今のところ興味ナシ!”という人にはとってもオススメだ。まずはこのAT限定普通二輪免許を取得して、後で普通二輪免許へと“限定解除”するという方法もあるぞ。
たとえば乗れるのはこんなバイク!
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