電動ならではの加速が楽しる大容量のカーゴスペースが魅力の1台
AIDEA AA-CARGO β4のスタイリング
初めて対面して、印象的なのはやっぱり見た目! フロントマスクのデザインなどからもうかがえるように、近未来的なデザインになっているのがイマドキって感じ。そして動力は電動! そのためメーターがエンジンバイクのそれとはちょっと違って、大画面液晶でとても見やすく、速度や電池残量はもちろん、走行可能距離などほしい情報が表示されるのはうれしいポイント。現在、某ファーストフード店がデリバリーで使っていて、街中で目にしたことがある人もいるはず。ただ、これが一般の人が買えるのはちょっと意外だった。さらに一部モデル(α4とβ8)は型式認定を取得したことで最大40.2万円の補助金を国や地方自治体から受けられることにもビックリ。詳細はこちらを参照してほしい。
車体に目を移すと一見とても大きく見えるけど、またがってみると意外と体の幅にスッと馴染むコンパクトさも感じられる。それに電動バイクならではの重さも感じるけれど、後ろ2輪の安定力は抜群で、車体が切れ込んで傾いていくようなことは少なく、車体が重すぎて立ちゴケ…というハプニングは防げそう! とはいえ大型のバッテリーを積んでる車体を自力で取り回すのはけっこう大変。またがっただけでそう感じてしまう重さがありました。ただ、そんな時に便利なのがバック機能! これが装備されているのは本当にありがたい! バック時の操作も右手の親指でボタンを押しながらアクセルをひねるだけ。速度も速すぎず安心して車体を取り回すことができる。何より車体から降りず自動でバックできるのはとても楽チン。
そして肝心の走りは電動バイクらしい加速力で、走り出しは何気なくスロットルをひねると体が置いていかれそうになるくらい力強い。その後、独特な静けさをともなってスムーズに加速するのに思わず感動してしまうほど! それこそ車体の重さなどまったく気にならない軽快な走りをしてくれます! 大型スクリーンと屋根のおかげで、走行風もほぼ当たらず、雨もある程度は防いでくれるから、ライダーの負担も最小限にとどめられそうだし、シールドのついていないオープンフェイスのヘルメットでも何も気にせず走れそう! しかもワイパーまで付いていて、まるでクルマですね…! それとライダーの負担軽減といえば、左右独立懸架リヤサスペンションが採用されていて、リヤホイールが左右別々に動くことによって、ギャップの多い道でも衝撃を和らげてくれます。
大きリヤボックは大人でも入れそうなくらいの大スペースで、荷物が多くなりがちなキャンプツーリングに使ったりするのもけっこうアリかも!?
AIDEA AA-CARGO β4のディテール
AIDEA AA-CARGO β4の足つき&乗車ポジション
AIDEA AA-CARGO β4のスペック
- 全長×全幅×全高
- 2,020×685×1,715(㎜)
- 軸間距離
- -㎜
- シート高
- 700㎜
- 車両重量
- 209kg
- バッテリー
- リチウムイオン
- 最高出力
- -kW(-ps)/-rpm
- 定格出力
- 1.0kW(1.4ps)/-rpm
- 最大トルク
- -N・m(-kgf・m)/-rpm
- バッテリー容量
- 3.85kWh
- 充電時間
- 約3時間
- 航続可能距離
- 90km
- 最高速度
- -㎞/h
- タイヤサイズ
- F=120/70-13・R=130/60-13×2
- 価格
- 89万9,800円
CONTACT
- 問い合わせ先
- アイディア
- 電話番号
- 03-6427-3600
- URL
- https://aidea.net