DUCATI SCRAMBLER URBAN MOTARD

乗り手をさらに走りたい気持ちにさせるワクワク感のあるスポーティモデル

DUCATI SCRAMBLERのスタイリング

何も予備知識なくまたがると、コレって400cc？と感じでしまうほどコンパクトでスリムな車格、そんなドゥカティの人気シリーズ“スクランブラー”にまた一台、“スクランブラー・アーバンモタード”が加わりました。 すでにラインナップされていたクールなイメージのスクランブラー・ナイトシフトをベースに、フロントホイールをワイヤースポーク仕様の17インチに変更。ハイグリップタイヤを履かせ、より軽快な走りを楽しめるようにと味付けされたモデルです。ネオレトロなルックスに、モタードらしいライトのすぐ下に取り付けられたシャープなフロントフェンダーが特徴的。タンクに大きくレイアウトされた“SCRAMBLER”のグラフィックも目をひきます。アクティブでポップな印象を強く感じさせるバイクです。

 

実際に走ってみてもイメージどおり軽やかで、街中で交差点を曲がる、加速しながら車線を変えるとか、そんなクイックな身のこなしが意のままです。そしてワクワク感が止まりません。ハンドリングそのものが軽快で、小回りするのが楽しくなります。前側がすぼまったフラットなシートで、ライディングポジションの自由度も高い。アップライトな乗車姿勢で、スッと身体に馴染むような乗りやすさがあります。エンジンフィーリングもステキです。空冷2気筒のトコトコと乾いたパルス感が心地よく身体に響きます。 車格だけ見れば803ccあるなんて思えないほど…なんだけど、スロットルを大きく開けるとやっぱりパワフル。とはいえ特別に強力なパワーではなく、最高出力73ps程度なんだけど、中速域からトルクフルな力があるので、バタバタっと頼もしい加速をしてくれます。でもガツガツした感じはしないから、とっても扱いやすい。ライダーフレンドリーなフィーリングで街中もワインディングもそつなくこなしてくれます。

 

 

ただスクランブラーシリーズ共通の特徴として、走行中はそんなに気にならないんだけど、信号待ちなどで長く停止しているとエンジンの熱で、内股部分がけっこう熱くなる。このことは頭の片隅に入れておいたほうがいいかもしれない。

 

いずれにしろ走り出すとワクワク感があふれ出すようなアクティブさがあるから、余計にあまり止まりたくない、どんどん走って楽しみたい。そんなテンションが上がるようなバイクなのです。

DUCATI SCRAMBLER URBAN MOTARDのディテール

DUCATI SCRAMBLER URBAN MOTARDの足つき＆乗車ポジション

DUCATI SCRAMBLER URBAN MOTARDのスペック

全長×全幅×全高

－×－×－(㎜)

軸間距離

1,436㎜

シート高

805㎜

車両重量

196kg

エンジン型式・排気量

空冷4ストローク2バルブL型2気筒・803㎤

最高出力

53.6kW（73ps）/8,250rpm

最大トルク

66.2N・m（6.8kgf・m）/5,750rpm

燃料タンク容量

13.5ℓ

燃費

19.2km/ℓ

タイヤサイズ

F＝120/70-17・R＝180/55-17

価格

142万9,000円

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