KTM RC390

KTM RC390のソフト面をチェック

乗車姿勢
KTM RC390(2022年モデル)乗車姿勢
身長:170cm/体重:65kg
前傾姿勢にはなるが、太モモのフィット感がいいのでしっかりとニーグリップできて、前に行こうとする動きを抑えられる。そのためクリップオンハンドルを操作する腕から力を抜きやすい。ヒザの曲がりはキツくない
足つき性
KTM RC390(2022年モデル)足つき
シート前方を細くして、その角を落としてあるから、地面に足が伸びるのを阻害しない。だから824㎜というシート高から想像したものより足つきは悪くないし、片足でも十分支えられる。ハンドルグリップは肩幅から約拳一個分外側になる
取りまわし
KTM RC390(2022年モデル)Uターン
ハンドル切れ角がそこそこあり、エンジンは低速から扱いやすい特性。これらに加えて軽い車体で、もしものときでも支えられそうな気持ちの余裕があるから、Uターンは車体をバンクさせながら小さくできてしまう
Uターン
KTM RC390(2022年モデル)取りまわし
単気筒エンジンで車両重量が約155㎏と軽いから、女性ライダーでも押し引きに困ることはないだろう。ただネイキッドモデルよりハンドルが低めだから、身長が高い人ほど腰の曲がりが大きくなってしまう
KTM RC390(2022年モデル)
KTM RC390(2022年モデル)
身長:154㎝/体重:46㎏
従来モデルより4㎜ほどシート高がアップしているが、高さが変わったというよりシート幅が広くなり、足つきが若干悪くなった印象。しかし不安はまったくなく、片足で支えるのも簡単。ギヤを入れる際などの足の入れ替えも問題なし

KTM RC390でタンデムランチェック

KTM RC390(2022年モデル)タンデムラン

ライダー:ハマヤ

密着度が高いようであって、運転中はそれほど後席に座っている人が気にならない。今回は後席に座ったライダーが小柄な女性で軽いこともあり、重心が高くなってもUターンやコーナリングにこれといって大きな影響はなかった

タンデマー:カトー

座面が狭いのでお尻が落ちそう。しかしライダーのシート同様にグリップ力が高いので安定感は抜群にいい。つかむ場所はシートに備わったベルト以外ないので、パワーパーツにラインナップしているグラブバーがほしいところだ

KTM RC390のスペック

全長×全幅×全高
―×―×―(㎜)
軸間距離
1,343㎜
シート高
824㎜
車両重量
約155㎏(燃料除く)
エンジン型式・排気量
水冷4ストロークDOHC単気筒・373㎤
最高出力
32kW(44㎰)/9,000rpm
最大トルク
37N・m(3.7㎏f・m)/7,000rpm
燃料タンク容量
約13.7ℓ
燃費(WMTC)
―㎞/ℓ
タイヤサイズ
F=110/70-17・R=150/60-17
価格
83万円

KTM RC390 製品ページ

CONTACT

問い合わせ先
KTMジャパン
電話番号
03-3527-8885
URL
https://www.ktm.com/jp/

※記事の内容はNo.245(2022年8月24日)発売当時のものになります

このインプレッションはNo.245に掲載されていました

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