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HARLEY-DAVIDSON BREAKOUT117

車両インプレ・解説
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2023年5月2日
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HARLEY-DAVIDSON BREAKOUT117のディテール

HARLEY-DAVIDSON BREAKOUT117（2023年モデル）スポーク
スポークが左右互い違いに配置されている21インチキャストホイール。スポークは切削面が外を向く13本＋13本＝26本。タイヤは“Harley-Davidson”の文字とロゴが入るミシュラン製SCORCHER11だ
HARLEY-DAVIDSON BREAKOUT117（2023年モデル）ABS
ABSを装備しているのに、ブレーキローターの内側に穴の空いたディスクがない。アクスルシャフトに装着されているホイールスペーサーのような黒い部分がその役割をしている。これなら見ばえを損なわない
HARLEY-DAVIDSON BREAKOUT117（2023年モデル）エアクリーナー
普通のエアクリーナーとはひと味違うエレメントを採用。カスタムされた吸気系風のデザインだ。ミルウォーキーエイト117エンジンの“117”は、四輪のアメ車と同じで排気量をキュービックインチで表している
HARLEY-DAVIDSON BREAKOUT117（2023年モデル）エンジン
右側がエアクリーナーなら、左側はイグニッションコイル。2本ずつコードが伸びていることからわかるとおり、1気筒あたり2本のプラグが使われている（合計4本）。旧ブレイクアウトはミルウォーキーエイト114エンジンだった
HARLEY-DAVIDSON BREAKOUT117（2023年モデル）ヘッドライト
伝統を大事にしつつ新しいスタイルを取り込んだヘッドライトデザイン。LEDでユニットは薄型で可能な限りブラケットに近付けて装着されている。レンズは凸面形状だ
HARLEY-DAVIDSON BREAKOUT117（2023年モデル）ハンドル
各部にほどこされたクロームメッキの仕上げはとても美しいモノだ。有機的なカタチをしたハンドルライザーに、弓なりのカーブをしている太いハンドルバーが特徴的である
HARLEY-DAVIDSON BREAKOUT117（2023年モデル）メーター
ハンドルバークランプに埋め込まれた反転液晶のシンプルなメーター。その下は警告灯類。ギヤポジションも表示する。小さい画面だけれど、顔に近いから視認性は良好だ
HARLEY-DAVIDSON BREAKOUT117（2023年モデル）左ハンドル
クラッチとブレーキのアルミレバーは指があたる部分の面積が広く握りやすくていい。クルーズコントロールを新たに装着したことに注目。40㎞/hからセットできる
HARLEY-DAVIDSON BREAKOUT117（2023年モデル）燃料タンク
旧型は13.2ℓの容量だった燃料タンクは、18.9ℓへと拡大。これによって航続距離が大きく伸びたのは朗報。クロームメッキされたタンクナセルがアクセントになっている
HARLEY-DAVIDSON BREAKOUT117（2023年モデル）シート
前席は包み込むようなフィット感でライダーを快適かつ安定させる。中央後部にメーカーロゴ入プレートがあるけれど、一段くぼんでいるから、お尻にあたったりはしない
HARLEY-DAVIDSON BREAKOUT117（2023年モデル）ペグ
足を前に投げ出す乗車スタイルになるフォワードコントロール。ペグは可倒式。ラバー付きだから滑りにくい。リーンさせて最初に擦る裏側にはバンクセンサーがセットされている
HARLEY-DAVIDSON BREAKOUT117（2023年モデル）リヤフェンダー
短いリヤフェンダーは後端が少し跳ね上がったダックテールスタイル。左右のリヤウインカーがテールランプの役割もしている。中央は反射鏡とナンバープレート灯のみ
HARLEY-DAVIDSON BREAKOUT117（2023年モデル）リヤショックの調節ダイヤル
ソフテイル系はショックユニットを隠してリジッド風にしているが、この遠隔ダイヤル操作でタンデムや荷物などに応じたプリロード調整が可能。標準は抜き気味の位置だった
HARLEY-DAVIDSON BREAKOUT117（2023年モデル）リヤタイヤ
極太240㎜タイヤ。ラウンド形状はお穏やかで接地面が広いから、コーナー立ち上がりでアクセルを開けてもタイヤグリップを失いにくい。トラクション性にすぐれる

次ページ：HARLEY-DAVIDSON BREAKOUT117のハンドリングとタンデムランをチェック！

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問い合わせ先
ハーレーダビッドソンジャパン カスタマーサービス
電話番号
0800-080-8080
URL
https://www.harley-davidson.com/jp/ja/

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※記事の内容はNo.251（2023年2月24日）発売当時のものになります

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