YAMAHA JOG125

YAMAHA JOG125のハンドリングをチェック

乗車姿勢
YAMAHA JOG125(2023年モデル)乗車姿勢
身長:163cm/体重:57kg
ステップボードがフルフラットなのは、使い勝手の面で望ましいのだけれど、フロア位置が高くヒザの曲がりはキツい。ステップボードの前後長も短めなので、下半身は少々窮屈気味。ただし上半身はリラックスできる
足つき性
YAMAHA JOG125(2023年モデル)足つき
足つき性のよさは、近年類を見ない好ポイント。シート高が735㎜と極端に低く、小柄なテスターでも両足の裏がカカトまで接地する。車重が95㎏と軽いので、マシンを支えるのに不安を感じることはなかった
取りまわし
YAMAHA JOG125(2023年モデル)取りまわし
車重の軽さが強みを発揮! 押し歩きの軽さはズバ抜けている。多少の上り坂であっても、成人男性なら苦もなく押し上げることができるだろう。コンパクトかつホイールも小径なので、小回りのよさはクラス随一だ
Uターン
YAMAHA JOG125(2023年モデル)Uターン
低回転域のトルクが太いわけではないのだが、エンストの心配のないATミッションなので問題なし。ここでもホイールベースの短さと、ホイールの小ささが効果をみせて、最小回転半径は非常に小さく、クルリと回れた

YAMAHA JOG125でタンデムランチェック

YAMAHA JOG125(2023年モデル)タンデム走行

ライダー:淺倉

車体が軽くコンパクトであるため、仕方がないとも言えるが、タンデム走行では安定性が大きく下がる。リヤショックの沈み込みも大きく、プリロード調整機構がほしくなってしまった。エンジンパワーも、物足りなさを感じた

タンデマー:横田

車体がコンパクトなため、タンデムシートの面積も狭い。とは言え、座り心地はいいので居住性はとくに悪いとは思わなかった。走行時はライダーとの距離が近めだが、グラブバーで姿勢をキープしやすい。市街地の移動なら十分だと感じた

YAMAHA JOG125のスペック

全長×全幅×全高
1,740×675×1,090(㎜)
軸間距離
1,205㎜
シート高
735㎜
車両重量
95㎏
エンジン型式・排気量
空冷4ストロークOHC2バルブ単気筒・124㎤
最高出力
6.1kW(8.3㎰)/7,000rpm
最大トルク
9.8N・m(1.0㎏f・m)/5,000rpm
燃料タンク容量
4ℓ
燃費(WMTC)
51.9㎞/ℓ
タイヤサイズ
F=90/90-10・R=90/90-10
価格
25万5,200円(税込)

YAMAHA JOG125 製品ページ

CONTACT

問い合わせ先
ヤマハ発動機カスタマーコミュニケーションセンター
電話番号
0120-090-819
URL
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/

※記事の内容はNo.251(2023年2月24日)発売当時のものになります

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