BMW G310GS

現在のアドベンチャーモデルシーンを牽引してきたBMWが、2016年にラインナップへ加えたアンダー400クラスのアドベンチャーモデルである。2021年にモデルチェンジを行ない、ライド・バイ・ワイヤとスリッパークラッチを新たに採用したことで、より乗り手の意思に忠実なマシンへと進化している。実際には大型クラスと違い、とっつきやすい車格と、扱いやすい単気筒エンジンを組み合わせているから、幅広い層のライダーに支持されている。ここでは、バイク歴の浅いライダーと女性目線からのインプレッションをお届けしよう。

New Acoustic Camp 2023の会場で展示します

本記事で紹介しているBMW G310GSは、New Acoustic Camp 2023の会場内バイクエリアで展示します。ぜひ見に来てください。

【バイクで、ニューアコ】タイムテーブル発表。フォークダンスも復活!【New Acoustic Camp 2023】

BMW G310GSのスタイリング

Impression by サン コウキ

BMW R310GS

 

適度なパワーで、ストレスなくラクに乗れました。アドベンチャーツアラーらしく、腰高なシートと、ハンドル位置がやや高いことから、自然と骨盤が立ち上がり、そのぶん体幹に意識がいきます。結果、背筋が伸びて目線を高くたもてることで、いい乗車姿勢をキープすることができました。Uターン時、そんな乗車姿勢が功を奏し、不安なく回ることができました。小回りも効き、険しいワインディングロードから都内の小道と幅広い場面で活躍してくれるだろうと感じました。

足つき&乗車ポジション
BMW R310GS 乗車姿勢
BMW R310GS 足つき
身長:171㎝/体重:62㎏
足つきは片足がツマ先立ちになる高さ。171㎝の自分にとっても、若干高いという印象を受けます。排気量は小さい:けれど、乗り心地は大型のアドベンチャーツアラーのように安定感があるのはよかったです。

Impression by ときひろみ

BMW R310GS

 

車重はもちろん、ブレーキやスロットルなどの操作性、エンジンフィーリングなど、全体的に軽い印象で、乗り手の操作に素直に応えてくれるレスポンスのよさに感動しました。上体が起きてハンドル位置も近いため、取りまわしなどの扱いやすさも抜群。アップライトなポジションで見晴らしがよく視界も良好で、パワフルすぎず軽快なエンジンのおかげで安心して運転していられます。オンロードやオフロード、街中や山道でも、どんな場面にも対応できそうな頼もしさがありました。

足つき&乗車ポジション
BMW R310GS 乗車姿勢
BMW R310GS 足つき
身長:164㎝/体重:43㎏
シート高が高いため、完全に片足しかつかない状態。だけど車体が軽く、サスペンションが驚くほど柔らかいから、発進時につく足を変える動作がとてもしやすい。ハンドルも広くゆったり乗っていられます。

次ページ:BMW G310GSのディテールとスペックをチェック!

CONTACT

問い合わせ先
BMWカスタマー・インタラクション・センター
電話番号
0120-269-437
URL
https://www.bmw-motorrad.jp

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