HONDA ADV160

HONDA ADV160のハンドリングチェック

乗車姿勢

ライダーシート後端に座ってバーハンドルに手を伸ばすと、上体が起きたリラックスした乗車姿勢になる。ステップボードは足の置き場の自由度が高く、体格に合わせて調整可能

足つき性

身長：171cm／体重：70kg
ADV150のときも足つきに関しては気にならなかったけれど、ADV160の方が足つきがよくなってる。170㎝（短足）では両足のカカトが軽く浮く程度。片足ならベッタリつく

取りまわし

車重がADV150よりも1㎏増えているが、一般的なバイクよりも軽いので取りまわしに苦労することはない。女性ライダーでもシートに腰をそえれば、楽に取りまわすことができるだろう

Uターン

ハンドル切れ角が大きいので、小回りができる。そもそもスクーターはエンストする心配がほぼないので（絶対ではない）、安心してUターンができる。またがったままの方向転換もしやすい

HONDA ADV160でタンデムランチェック

ライダー：吉田

ライダーシートとタンデマーシートに段差があるので、タンデム時に居住性が悪くなることもない。重量増によりわずかに加速がにぶるが、すぐになれてしまった。ハンドリングも気になるような変化は感じられない

タンデマー：濱矢

狭そうに見えて座面は広く、安定して着座ができる。グラブバーを持ち、しっかり体をホールドさせるのも◎だ。下半身はイスに座っているような姿勢で快適。運転手との距離は近いが、圧迫されるほどじゃない

HONDA ADV160のスペック

全長×全幅×全高

1,950×760×1,195（㎜）

軸間距離

1,325㎜

シート高

780㎜

車両重量

136㎏

エンジン型式・排気量

水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒・156㎤

最高出力

12kW(16㎰)/8,500rpm

最大トルク

15N･m(1.5㎏f･m)/6,500rpm

燃料タンク容量

8.1ℓ

燃費（WMTC）

42.5㎞/ℓ

タイヤサイズ

F＝110/80-14・R＝130/70-13

価格

47万3,000円

HONDA ADV160 製品ページ

※記事の内容はNo.258（2023年9月22日）発売当時のものになります