コストパフォーマンスの高さと使い勝手のいいシンプルさが魅力
普段の足として通勤・通学に大活躍の原付二種(125cc)スクーター。そのパフォーマンスにさほど興味を抱かない人が多いと思うけれど、よ~く見てみるとさまざまな工夫が凝らされているのです。そんな詳細を今回はチェックしてみましょう
ヤマハ広報さんのオススメポイント
- カラーラインナップが4種類と豊富なところ。とくに新色のダルブルーソリッドBは人気のXSR125とおそろいのカラー! 爽やかなカラーで女性にもオススメです。
- 車重95kg・シート高735mmと、ヤマハ125ccスクーターの中で最軽量&もっとも足つきがいいところ! 小柄な方や女性も気軽に扱えます。
- 使い勝手がいいところ! シート下収納や600mlペットボトルが入るフロントボックス、買い物袋を下げられるフロントフックが付いています。
JOG125のスタイリング
※撮影で使用した車体は2022年モデルのダルレッドメタリックDです
使い勝手のよさをすみずみまで考慮した作り
1983年に最初のモデルが発売されて以降、さまざまな派生モデルを生み出しつつ脈々と生産が続いている、ヤマハスクーターの代名詞ともいえるブランド“ジョグ”。そのネーミングを採用する原付二種(125cc)モデルは、ヤマハの同クラス中もっとも低価格だけれど、スクーターに求められる性能を十分に持ち合わせたシンプル・イズ・ベストな1台といえるでしょう。
その特徴としてまず挙げたいのは、現行原付二種スクーターの中でもっともコンパクトな車体です。信号待ちで停車している車列の左脇を抜けるのもラクだし、スーパーなどの混みいった駐車場でも、ちょっとしたスペースにサッと停められるのは、かなりのアドバンテージになります。また、コンパクトなぶん車重も軽くて100kgを切るため、押し歩くのも苦にならないはずです。
ただ、コンパクトながらシート前端とフロントボックスの間には十分な空間が確保されていて、センタートンネルのないフルフラットなステップボードと相まって、スカートを履いていても乗降車がしやすいのも女性にとってはうれしいポイントでしょう。利便性という点では、ガソリンの給油口がハンドル左下にあることで、車体から降りることなく給油できること、さらにガソリンタンクがステップボード下にあることで、シート下のトランクの容量が十分に確保されていることもピックアップすべきポイントになります。
走行性能面を見てみると、まず高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減を追求して、走りの楽しさと燃費・環境性能の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想“ブルーコア”が採用されています。その結果、燃費は実数に近いとされるWMTCモード値で52km/L弱という高い数値となっています。加えてエンジン始動が静粛かつ低振動となる“SMG(スマートモータージェネレーター)”も装備していることで、早朝や深夜に出発しなければならない場合に騒音の面で近隣に迷惑がかかりにくくなることも、日々の通勤・通学の足として有用な点のひとつです。
また、最近では少なくなった10インチの小径ホイールを採用していることで、発進時に交通の流れの速い幹線道路においても十分な加速力が望めるとともに、乗車時に加えて押し歩く際も小回りが効きます。
最後に忘れてはならないのが、拡張性があること。グラブバーキャリアやシートインナーケースといった純正のアクセサリーに加えてマフラーやリヤショックなどのアフターパーツも多数発売されているので、快適性から走行性能まで自分に合わせてカスタマイズできるのです。そんな楽しさがあるのもジョグ125の魅力となっています。
JOG125のディテール
JOG125の足つき&乗車ポジション
JOG125のスペック
- 全長×全幅×全高
- 1,740×675×1,090(㎜)
- 軸間距離
- 1,205㎜
- シート高
- 735㎜
- 車両重量
- 95㎏
- エンジン種類
- 空冷4ストロークOHC2バルブ単気筒
- 排気量
- 124㎤
- 最高出力
- 6.1kW(8.3㎰)/7,000rpm
- 最大トルク
- 9.8N・m(1.00kgf・m)/5,000rpm
- 燃料タンク容量
- 4.0L
- 燃費(WMTC)
- 51.9㎞/L
- タイヤサイズ
- F=90/90-10・R=90/90-10
- 価格
- 26万4,000円
カラーバリエーション
CONTACT
- 問い合わせ先
- ヤマハ発動機カスタマーコミュニケーションセンター
- 電話番号
- 0120-090-819
- URL
- https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/