※画像はマットライトグリーニッシュグレーメタリック1のトリシティ125です
フロント2輪の高い安定感がある、時代に合ったコミューター
2014年に高い安定性を追求してデビューした、フロント2輪がそれぞれ並行をたもってリーンする3輪のスクーター“トリシティ”。ここでは10年の間に時代に合わせて熟成を重ねた最新現行モデルの全貌に迫りましょう
ヤマハ広報さんのオススメポイント
- 新色のマットライトグリーニッシュグレーメタリック1はヤマハ車で初採用のカラー。“静寂の中の奥深さ”がコンセプトで、さまざまな方に選んでいただけるカラーです。
- ヤマハ独自のLMWテクノロジーでライディングをアシストします。ジャリ道や歩道の段差を乗り越える時も安定感があり快適。ハンドリングもなめらかです!
- スマートフォン連携システム“Y-Connect”や、ポケットにキーを入れたままメインスイッチの操作ができるスマートキーがとっても便利です!
TRICITY155 ABSのスタイリング
利便性を追求した機能が乗る楽しさをさらにアップ
トリシティの1番の特徴はフロント2輪、リヤ1輪の3輪であること。フロント2輪が並行をたもって傾斜する(リーン)仕組みになっていることで、2輪バイクと同じような感覚で車体を傾けながら曲がることができるのです。このような構造を取り入れたのは、ライディングに自信のない人でも舗装が荒れていたり、雨で濡れていたりとまざまな路面状況下で、不安なく走れることを目指していたからです。ヤマハが行なった実証テストでは、同クラスのスクーターに比べて車体安定感の高さや走行時の精神的な負担が少ないことが実測されて、HPにそのテストのようすがアップされているので興味を持った人は見てみてください。
ヤマハは、このような車輪および車体全体がリーン(傾斜して)旋回する3輪以上のモビリティをLMW(リーニング・マルチ・ホイール)と名付けました。このモデルのほかに現在は、トリシティ125/300、ナイケンGTに採用されています。
また、トリシティ155にはLMW以外にもさまざまな技術が投入されています。エンジンには、高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスして性能実現を図った、走りの楽しさと燃費・環境性能の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想“BLUE CORE(ブルーコア)”が投入されています。さらにエンジン始動用モーターとジェネレーターの機能を一体化したSMG(スマートモータージェネレーター)を採用することで、静粛性とスムーズなエンジン始動・再始動を追求しています。信号待ちなどで停車した際に自動でアイドリングがストップするストップ&スタート・システムと相まって、車体から発するメカノイズから解放されることで、乗車時の気づかない疲労の蓄積が軽減されることでしょう。
またほとんどの人が、今や手放すことができないスマートフォンとコネクトできることも見逃せないポイントです。専用アプリ“Yamaha Motorcycle Connect(Y-Connect)”をスマートフォンにインストールすることで、車両と連携できるようになり、メーターにSNS通知、通話着信、スマートフォンのバッテリー残量などの情報をアイコン表示できるようになるだけでなく、エンジンオイルやバッテリーの状態、燃費、最終駐車位置といった車体の情報をスマートフォンで確認できるようになるのです。さらにキーシリンダーにキーを差し込まなくてすむスマートキーが採用されていたりと、時代に合った利便性を取り入れているのもこのトリシティ155の魅力なのです。
TRICITY155 ABSのディテール
TRICITY155 ABSの足つき&乗車ポジション
TRICITY155 ABSのスペック
- 全長×全幅×全高
- 1,995×750×1,215(㎜)
- 軸間距離
- 1,410㎜
- シート高
- 770㎜
- 車両重量
- 172㎏
- エンジン種類
- 水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒
- 排気量
- 155㎤
- 最高出力
- 11kW(15㎰)/8,000rpm
- 最大トルク
- 14N・m(1.4kgf・m)/6,500rpm
- 燃料タンク容量
- 7.2L
- 燃費(WMTC)
- 42.1㎞/L
- タイヤサイズ
- F=90/80-14・R=130/70-13
- 価格
- 56万6,500円
カラーバリエーション
CONTACT
- 問い合わせ先
- ヤマハ発動機カスタマーコミュニケーションセンター
- 電話番号
- 0120-090-819
- URL
- https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/