強いオリジナリティを放つファクトリーカスタムモデル
グリップが高い位置まで持ち上がったハンドルにバーエンドミラー、そしてビキニカウル、切り落とされたようなリヤフェンダーと、まるでカスタムされたかのようなスタイル。このテイストこそがスカウト・ローグの魅力なのです
インディアンモーターサイクル広報さんのオススメポイント
- アイコニックなスカウトをアグレッシブなスタイリングに進化させ、コンポーネントの性能も追求し、エッジの効いたデザインと高いパフォーマンスを両立しています。
- ミニエイプハンドルバーが大胆なスタイルをさらに引き立たせ、足つきのいいシート高は安心感を与えるとともに安定感のあるライディングをライダーに。
- 水冷1,133cc、95馬力のVツインは、パンチの効いた加速を実現、レスポンスのいい6速トランスミッションがスポーティでアグレッシブなライディングを提供します。
SCOUT ROGUEのスタイリング
見た目だけじゃないスポーティな味付け
まず、インディアンモーターサイクルについて少しばかり。50年ほどバイクの生産をしていなかったこともあり、新興メーカーと思っている人もいるかもしれませんが、じつは1901年に最初のバイクを製造したアメリカ初のモーターサイクルカンパニーなのです。そんなインディアンモーターサイクルが最初のスカウトをリリースしたのは、なんと今から100年以上前の1920年です。ただし、1950年台中盤に入るとバイクの生産はついえてしまい、現在の水冷エンジンを採用したスカウトが登場するのは、2014年のことです。そんな歴史のあるスカウトですが、現在スカウト、スカウト・ローグ、スカウト・ボバー、スカウト・ボバー・トゥエンティと4機種をラインナップしていて、スカウト以外は、まるでカスタムされたかのようなスタイルになっています。
クルーザーのカスタムシーンも細分化が進み、カテゴライズするのが難しくなってきていますが、強いてローグを枠に入れるならスポーティさを押し出しているクラブスタイルではないでしょうか。ほかのスカウトと比べると19インチと大径で、かつ細めのタイヤを履くフロントホイールと、防風効果に加えて視覚的なスポーティさに貢献するビキニカウル、そしてグリップ位置を高めて、独特なライディングポジションを作り出すミニエイプバーによって、フロントまわりには軽快でスポーティな雰囲気があります。加えて、リヤタイヤの半分くらいが露出するほど短いリヤフェンダーも、軽快感を強調しているといえるでしょう。
実際、エンジンの最高出力が95psと十分なパワーがあって、最大トルクの発生回転数が5,600rpmとクルーザー系のエンジンとしては高回転型、さらにミッションが6速で、車重が250kgと同等の車格のクルーザーに比べたらかなり軽量。このデータからもクルーザーとしてはかなりスポーティな走りができることがわかります。シートも腰あたりまでをサポートする踏ん張りが効きやすいスポーツスタイルシートだったりと、スポーティな走りに対応した作り。そういったことから、クルーザーでもスポーティな走りを楽しみたいという向きにはぜひチェックしてもらいたい1台なのです。
SCOUT ROGUEのディテール
SCOUT ROGUEの足つき&乗車ポジション
SCOUT ROGUEのスペック
- 全長×全幅×全高
- 2,274×995×1,181(㎜)
- 軸間距離
- 1,576㎜
- シート高
- 649㎜
- 車両重量
- 250㎏
- エンジン種類
- 水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒
- 排気量
- 1,133㎤
- 最高出力
- ー
- 最大トルク
- 97N・m(9.89kgf・m)/5,600rpm
- 燃料タンク容量
- 12.5L
- 燃費(WMTC)
- -
- タイヤサイズ
- F=130/60-19・R=150/80-16
- 価格
- 236万8,000円~248万6,000円
カラーバリエーション
CONTACT
- 問い合わせ先
- ポラリス ジャパン
- URL
- https://www.indianmotorcycle.co.jp