今回紹介するのはスズキのアドベンチャーモデル・Vストローム250のフルパニア仕様。3ラゲッジシステムを装着した車両が借りられたのでさっそくキャンプ道具満載で出かけてみたというワケだ
文:谷田貝洋暁/写真:関野 温
オプションのボックス3点セットが、今なら6万5,016円で手に入る!?
「旅しやすいバイクだ」賀曽利 隆氏も絶賛!!
今回は賀曽利さんの日本一周に同行させてもらい、東京・日本橋から伊豆半島の土肥岬までの下道を2台のVストローム250で走った(※タンデムスタイル No.186 巻頭特集を参照)。賀曽利さんは70代編の日本一周を行なうにあたり、何をもってこのVストローム250を相棒に選んだのか?
聞いてビックリしたのだが、日本一周に適したバイクであるかどうか、テストをかねて17本の林道を巡りながら東北を北上。林道を走りきった最終日は、青森駅から返す刀で高速道路を自宅のある神奈川まで一気走りを行なったという。最終日の活動時間はほぼ24時間だったというから驚きだが、この旅をもって賀曽利さんは日本一周の相棒としてVストロームに太鼓判を押したのだとか。いやはやすごい70歳だが、賀曽利さんのインプレッションは鉄人すぎて参考になりにくいので少々噛み砕かせてもらおう。
今回はキャンプ旅。3ラゲッジシステム装着車を選んだのだが、純正用品とはいえ20万円近くするんだろうなぁ?…などと勝手に思っていた。ところがである、なんと全部そろえても9万2880円というから驚き(取り付け工賃は除く)。“なんとか10万円以下にしたい!”と、製造元と開発担当が交渉したそうだが、いやはやアッパレ!
しかもである! 2019年9月30日まで『Vストローム250ツーリングサポートキャンペーン』を実施中で、新車購入時にこの3点セットを注文すると30%、つまり6万5016円で購入できるというのだ。キャンペーンの詳細は下記ニュースを参照してほしい(※キャンペーン延長につき、2019年1月に加筆しました)。
また車体もなかなかに秀逸。というのもケース装着による重量増をしっかり計算するとともに、ベース車両のGSRは元々耐えうる剛性を持っていた。おかげでキャンプ道具満載で走っても、フレーム負けが起こらず、フラつくようなことが少ないのだ。
またリヤショックのプリロード調整もお飾りではなく、かなり有効だと感じた。ノーマルの3段階から6段、7段とキチンとプリロードを調整してあげると、フロントタイヤの挙動に落ち着きが出て、走りが激変するのだ。
250㏄クラスでここまで荷物を積んで長旅しやすいマシンは他にない。タンスタ編集部も太鼓判を押すぞ!
ヤタガイ ヒロアキさんの投稿 2017年9月1日金曜日
↑前を走るのは、みなさんご存知の賀曽利 隆氏が駆るVストローム250。カメラ搭載車が筆者のフルパニア仕様のVストローム250。二人ともキャンプ道具を積んでのダート走行だ
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※記事の内容はNo.186(2017年9月23日)発売当時のものになります