HONDA クロスカブ 110/50

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CROSSCUB50で舗装路をコーナリング

 

14インチタイヤは小まわりラクラクのCROSSCUB50

ひとまわり小さいCROSSCUB50は小回りが大得意

今回のクロスカブのモデルチェンジで忘れちゃいけないのが原付一種のクロスカブ50(AA06)が新登場したことだ。これまでもスーパーカブシリーズには、スタンダードモデルより3インチほどホイール径を小さくした14インチホイールのリトルカブがあった。だがそのリトルカブも生産終了が決定。それに代わるモデルとしての登場なのだろう。

 

乗ってみればやはり段違いのコンパクトさである。きちんとポジションまわりもクロスカブ110から変更されていて、スーパーカブ以上に小回りできる。取りまわしもラクラク。おまけにシート高も740㎜と足つき性も格段にいい。

 

ただし加速はやはり50㏄という印象だ。30㎞/hまでスルスルと加速するし、それ以上の性能も持っているのだが、原付30㎞/hの呪縛でその性能をフルで楽しめないのが歯がゆいところ。110とはまったく違う、コンパクトなキャラクターは50だけにしておくのはもったいない。ぜひとも110の方でも14インチホイール版を登場させてほしいものだ。車体は明らかに、スーパーカブ110/50プロシリーズと共用しているようだから、110㏄化もそう難しいことではないハズだしね。

 

いやぁ、クロスカブ110/50。こんな遊び心にあふれた相棒が1台あれば、週末のお出かけが、街に海に山へと楽しく広がるに違いない。

 

CROSSCUB50のスタイリング

 

CROSSCUB 50(AA06)のディテール紹介

CROSSCUB 50で右コーナーを走る

 

クロスカブ50の足つき&乗車ポジション

CROSSCUB 50の足つき状況。試乗インプレッションライダーは172cmの谷田貝 洋暁
ライダー:身長172㎝/体重68㎏
クロスカブ110比でハンドル形状、シート形状、タイヤが14インチといった違いがあるおかげで、シート高740㎜とかなり足つきがいいクロスカブ50。上半身のポジションもかなりコンパクトでひとまわり小さいサイズ感である

 

SPECIFICATIONS

全長×全幅×全高
1,840×720×1,050mm
軸間距離
1,225mm
シート高
740mm
車両重量
100㎏
エンジン型式・排気量
空冷4ストロークOHC 単気筒・49㎤
最高出力
2.7kW(3.7ps)/7,500rpm
最大トルク
3.8N・m(0.39kgf・m)/5,500rpm
燃料タンク容量
4.3ℓ
燃費(WMTC)
69.4㎞/ℓ
価格
29万1,600円(税8%込)

クロスカブ50/110製品ページ

 

クロスカブ110と50のポジションの大きな違い

ハンドル

ハンドルの幅と高さがまったく違うクロスカブの50と110。クロスカブ110にはダートイメージの幅広ハンドルが採用されている。クロスカブ50のハンドルは低く、小まわりが効く印象だ

シート

シートそのものの形状は薄さと前方のしぼり具合が異なっており、クロスカブ50はより鋭角になっている。そのおかげでより高い足つき性が確保されている。座り心地はどちらもイイ

 

 

クロスカブ110に比べてクロスカブ50は、新聞配達用のスーパーカブ110プロをベースにしているだけあって、とにかく車体がコンパクトに感じ小まわりがきく

CONTACT

問い合わせ先
Hondaお客様相談センター
電話番号
0120-086819
URL
https://www.honda.co.jp/motor/

※記事の内容はNo.192(2018年3月24日)発売当時のものになります

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