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16hチャレンジ ROUND1 目指せ!日帰り!能登半島!
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国内最強のニーハン長距離ツアラーだ
車検のない軽二輪クラスの排気量でありながら、日本中どこへも行けるような本格ツーリング機能を備えたアドベンチャーツアラー。今回のようなロングディスタンスな旅にオススメなのがVストローム250だ。
というのも長旅をする場合に気になるのが、まずタンク容量および航続距離である。給油回数が少なければストップポイントが少なくなり、自ずと時間短縮がはかれるというワケ。
そこへいくとこのVストローム250はかなり優秀。大容量の17ℓタンク(レギュラーガソリン)のおかげで、どんな走り方をしても300㎞の航続距離は確実だからだ。今回の旅の場合、高速道路をひたすら巡航し続けてみたが、それで燃費は27.7㎞/ℓ。つまり計算上は470㎞も無給油で走れてしまうことになる。
長距離をひたすら走り続けるような場合、どこで給油するか、次のSA/PAまで足りるのか足りないのか? 気を揉まず、鷹揚にかまえていられるのは精神衛生上とても有利なことなのだ。
また機能面でも、ツーリングマシンとしてかなりしっかり作り込まれている。ハンドル付近に備えられたアクセサリーソケットを使えば、スマートフォンなどへの給電が走行中も可能。
そして何よりすばらしいのは荷物が積みやすいこと。今回のような日帰りツーリングではあまり関係ないが、ゆくゆくは数日間のロングツーリングをしたり、キャンプツーリングをするつもりならこいつを選んでおけば間違いない。
というのも、リヤシートに大きな荷物を積みやすいことはもちろんなのだが、リヤショックにプリロード調整機構がついているのだ。大荷物を積むと前後のタイヤにかかる重量配分がくずれて、バイクは少なからず乗りにくくなったりする。そんな場合も車載工具のフックレンチを使えば、簡単にリヤショックのプリロード調整ができるのだ。
荷物を積んで、ちょっとリヤが沈み込み、フロントの接地感が減ったな? ちょっとコーナリングに不安が出たな? なんてときはプリロードを標準から、6か7ぐらいに調整してみよう。それだけでずいぶんと走りやすくなり、旅の疲労が軽減されるハズだから。
V-STROM250のスタイリング
ヤタガイ ヒロアキさんの投稿 2018年6月3日日曜日
V-STROM250のディテール紹介
V-STROM250の足つき&乗車ポジション
SPECIFICATIONS
- 全長×全幅×全高
- 2,150×880×1,295(㎜)
- 軸間距離
- 1,425㎜
- シート高
- 800㎜
- 車両重量
- 188㎏
- エンジン型式・排気量
- 水冷4ストロークOHC 2バルブ 並列2気筒・248㎤
- 最高出力
- 18kW(24㎰)/8,000rpm
- 最大トルク
- 22N・m(2.2kgf・m)/6,500rpm
- 燃料タンク容量
- 17ℓ
- 燃費(WMTC)
- 31.6㎞/ℓ
- 価格
- 57万240円(税8%込)
CONTACT
- 問い合わせ先
- スズキお客様相談室
- 電話番号
- 0120-402-253
- URL
- https://www1.suzuki.co.jp/motor/
※記事の内容はNo.195(2018年6月23日)発売当時のものになります
V-STROM250で能登半島へ16時間日帰りツーリングチャレンジの様子は本誌をチェック!