隔月連載このバイクに乗ってみたい!
怒涛のニューモデル特集
No.
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話題のモデルがいよいよ日本にも投入
近年、こういったスタイルのバイクが静かな盛り上がりを見せている。大排気量エンジンを積み、ロードタイヤを装着しているものの、車体フォルムとしてオフロードっぽさも漂わせている…。これらのバイクを何と呼んで分類すればいいのか、カテゴリー名称はあいまいで、明確に「コレ!」というものはない。デュアルパーパスやクロスオーバーなど、そのときどきでいろんな名称で呼ばれているわけだが、Vストローム1000はいろいろな新機構を採用したフラッグシップモデルであり、“アドベンチャーツアラー”といった呼び方がもっとも似合う。輸出用モデルとして先にリリースされ、すでに高い評価を得ているのだが、6月からいよいよ国内導入となった。
…と、そんな解説をしていくと、いかにも“ベテラン用バイク”という感じがしてきてしまう。もちろん、それはある意味間違っていないのだが、“ベテランにしか乗りこなせない”とか“ベテランだけを対象としている”といったバイクではない。デザインコンセプトは“ワイルド&スマート”であり、このクラス、このカテゴリーでありながら取りまわし性や足つき性にも配慮されているのだ。また、スズキの二輪車初採用となる“トラクションコントロール”というシステムは、すべりやすい路面でライダーをサポート。幅広いライダーを受け入れてくれるフラッグシップなのである。
DETAIL
SPECIFICATIONS
- 全長×全幅×全高
- 2,285×865×1,410mm
- 軸間距離
- 1,555mm
- シート高
- 850mm
- 車両重量
- 228kg
- エンジン型式・排気量
- 水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒・1,036cm3
- 最高出力
- 74kW(100ps)/8,000rpm
- 最大トルク
- 103N・m(10.5kgf・m)/4,000rpm
- タンク容量
- 20L
- 価格
- 140万4,000円
CONTACT
- 問い合わせ先
- スズキお客様相談室
- 電話番号
- 0120-402-253
- URL
- https://www1.suzuki.co.jp/motor/
※記事の内容はNo.148(2014年7月24日)発売当時のものになります
足つきやスタッフのインプレッションなど、より詳しい情報は本誌でチェック!