隔月連載このバイクに乗ってみたい!
怒涛のニューモデル特集
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この企画に登場しました!
CBR1000RRのイメージを踏襲したフルカウルスポーツ
今年4月、CBR250Rがマイナーチェンジを受け外観のイメージがガラリと変わった。デビュー時のモデルはV字型の1灯式ヘッドライトが採用され、どちらかというとVFR系のイメージだったのだが、新型は2灯式。CBR1000RRイメージがグッと強調されることとなったのである。またデザインだけではなくエンジン内部や吸排気系の部分にも手が加えられており、従来モデルよりも最高出力が1kWアップしている。
DETAIL
兄貴分のCBR1000RRを連想させる、レーシーかつ躍動感あふれるカウルデザイン。単なる形状変更ではなく、防風性や空気抵抗も考慮された設計となっている
兄貴分であるCBR1000RRの意匠を受け継いだヘッドライトまわり。一眼式ヘッドライトだった従来モデルに比べ、スポーティな印象が格段に強くなっている
スポーティな雰囲気を放つセパレートハンドルを採用。バーハンドルに比べグリップ位置はやや低いが、キツい前傾姿勢や窮屈感はなく、扱いやすい設定となっている
上部にアナログ式タコメーター、下部に速度などを表示する液晶メーター、そして左右にインジケーターが振り分けられたメーターまわり。液晶画面はオレンジ色に発光する
シートまわりのデザインはCB250Fと共通だ。タンデムシートの座面が広めに確保されているのでタンデマーも困らないし、荷物を載せる際にも使いやすいだろう
シート下には収納スペースが設けられているが、小物が入れられる程度で、決して広いとはいえない。ただしこれは、近年のスポーツバイクとしては標準的なもの
シャープなデザインのタンデムグリップが装備されている。下側にはフックも付いているので、荷物を固定するネットなどを引っかける際にも便利だろう
タンデムステップ部にはロープやフックを引っかけられる突起が付いている。荷物などを積む際は、後ろの“かけどころ”はグラブバー、前側がココになるだろう
SPECIFICATIONS※[]のデータはABS ※【 】内はロスホワイト
- 全長×全幅×全高
- 2,035×720×1,120mm
- 軸間距離
- 1,380mm
- シート高
- 780mm
- 車両重量
- 161[164]kg
- エンジン型式・排気量
- 水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒・249cm3
- 最高出力
- 21kW(29ps)/7,500rpm
- 最大トルク
- 23N・m(2.3kgf・m)/7,500rpm
- タンク容量
- 13L
- 価格
- 49万8,960円 [54万9,720円]【51万5,160円 [56万5,920円]】
CONTACT
- 問い合わせ先
- ホンダお客様相談センター
- 電話番号
- 0120-086819
- URL
- https://www.honda.co.jp/motor/
※記事の内容はNo.148(2014年7月24日)発売当時のものになります
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