HONDA CB250F

特集人気モデルインプレッション大会!
実走インプレ#03

No.
152
特集人気モデルインプレッション大会!実走インプレ#03

この企画に登場しました!

no152_cb250f_01

気軽に走りを楽しめるストリートファイター

2011年のデビュー以降、人気を集めているCBR250Rと、エンジンやフレームといった基本的な車体構成を共有するモデルとして、2014年7月、新たにリリースされたのがCB250Fだ。CBR250Rがフルカウルスポーツであるのに対し、このCB250Fはマッチョなアスリートをイメージしたネイキッドモデル。これまで上位排気量にCB400F、CB650Fといったモデルをラインナップさせてきたホンダが、ついにクォータークラスに登場させたストリートファイタースタイルだ。V字型シェイプのヘッドライトはやや低く構えられ、精悍な顔つきを形成。さらにボリューム感のあるタンク部のシュラウドやアンダーカウルによって、エッジの効いた攻撃的デザインなのが特徴だ。また、セパレートハンドルであるCBR250Rとは異なり、バーハンドルを採用してアップライトなポジションとなっていることも特徴の一つといえる。
CBR250Rと共通の単気筒エンジンは軽快そのものであることに加え、低中速域で扱いやすく燃費も良好。さらにバーハンドルを採用することで、市街地での取りまわしやすさにも配慮している。CBR250Rと車体構成を共有することで、スタンダードタイプで46万4400円という低価格を実現しており、250ccクラスながらABS装備モデルをラインナップしていることもユーザーにはうれしいポイントだろう。このモデルの開発のねらいである“モーターサイクルの楽しさ、喜びを手軽に体感!”という言葉どおり、CB250Fはエントリーユーザーはもちろん、幅広い層のライダーが気軽に乗れるライトウエイトネイキッドに仕上がっているのだ。

no152_cb250f_02

市街地での取りまわしやすさに配慮し、バーハンドルを採用。ライディングポジションがアップライトになることで、街中からワインディングまで軽快に走ることができるだろう

no152_cb250f_03

フル液晶タイプのデジタルメーター。中央部にスピード、回転数はバーグラフで表示される。残燃料や走行距離、時間などの必要な情報を見やすく配置

no152_cb250f_04

スタンダードタイプのほかに、ABS装備モデルもラインナップ。急ブレーキをかけた際などにタイヤがロックするのを防いでくれ、にぎりゴケなどを低減してくれる

no152_cb250f_05

ステップラバーの下に防振対策がほどこしてあり、高回転域で発生する振動を効率よく吸収してくれる。クッション性がよく、踏ん張りも効く秀逸なステップ

no152_cb250f_06

車体のイメージにマッチしたシャープなデザインのタンデムグリップを装備する。下側にはツーリングネットなどの“かけどころ”となる荷かけフックも付いている

no152_cb250f_07

タンデムシート下の車載工具にはヘルメットホルダーワイヤーが同梱されている。ヘルメットにワイヤーを通し、シート下左側のブラケット部にワイヤーを通して使用する

SPECIFICATIONS※[]のデータはABS

全長×全幅×全高
2,035×760×1,045mm
軸間距離
1,380mm
シート高
780mm
車両重量
158[161]kg
エンジン型式・排気量
水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒・249cm3
最高出力
21kW(2.9ps)/9,000rpm
最大トルク
23N・m(2.3kgf・m)/7,500rpm
タンク容量
13L
価格
46万4,400円[51万5,160円]

CONTACT

問い合わせ先
Hondaお客様相談センター
電話番号
0120-086819
URL
https://www.honda.co.jp/motor/

※記事の内容はNo.152(2014年11月22日)発売当時のものになります

インプレッションや足つきなど、より詳しい情報は本誌でチェック!

この記事が気に入ったら
いいね!とフォローしよう

タンデムスタイルの最新の情報をお届けします