KAWASAKI Ninja250SL

特集今日から公道!
ならし運転の意義

No.
164
特集今日から公道!ならし運転の意義

この企画に登場しました!

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扱い切れる適度なパワーと軽さは練習にもってこい!

カワサキのフルカウル250ccクラスには2気筒エンジンを搭載するニンジャ250が存在する。SLと比べると、迫力もありパワーもあるためか、人気はニンジャ250に分があるようだ。最高速はニンジャ250の方が出るが、SLにも魅力は多い。これは別に所有しているからというだけではない。

まず単気筒エンジンを採用するため、ニンジャ250と比べて軽量&スリム。取りまわしや身長の低いライダーでも支えやすいというメリットにつながる。初心者であればあるほど、気軽に乗れるという部分は武器になるはずだ。またこの気軽さはパワーでもいえる。最高速はニンジャ250よりは出ないが、街乗りレベルなら気にならない。ワインディングに持ち込んでも、アクセルをガンガン開けて楽しめるのだ。加えていうならならし運転を終え、ペースアップしても平均で30km/リットルという好燃費で、お財布にもやさしいのもポイントである。

ライディングテクニックがあるライダーなら、この軽量な車体を活かして、ワインディングの下りならニンジャ250を追いかけることもできる運動性能を持つ。サスペンションは調整機能がないものの、ワインディングを走るには十分。ブレーキもシングルディスクだが、公道走行ならばとくに不満を感じないレベル。

現在、250ccのフルカウルスポーツモデルでは、2気筒エンジンを搭載するニンジャ250やYZF‐R25の人気が高い。しかし単気筒エンジンを搭載するニンジャ250SLも魅力あふれる1台だ。価格面でもアドバンテージがあり、まずはライディングテクニックを磨くための相棒として選んでみては。

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他のフルカウルモデルが二眼ライトを採用しているのに対し、単眼ライトでスタイル的にも差別化が図られている。ハンドルはニンジャ250より低めで、攻める気にさせてくれる位置だ

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ガソリンタンクの容量は11リットル。平均で30km/リットル走ってくれるので、航続距離は300km程度と考えればいい。車体全体がスリムで、タンクも同様だが、タンクバックを安定して載せられた

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タイヤはニンジャ250と比べてワンサイズ細身になっているが、その分軽快なハンドリングを楽しめる。フロントはシングルディスクだが、車体が軽量なため、効きも良好だ

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高すぎず、低すぎず、絶妙な位置にセットされているステップ。ニンジャ250と違ってラバータイプを採用しているせいか、振動はほとんど感じない。ヒールガードの剛性も上々だ

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マシンのシャープなスタイルに合わせて、サイレンサーは真円ではなく異形断面を採用。金属地のままではなくブラックアウトすることで、精悍なイメージを演出している

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一見するとライダー側は薄めなシートだが、1,300km走破したがクッション性は悪くない。タンデムシートは小振りだが、シートベルトが絶妙な位置にあるため握りやすい

SPECIFICATIONS

全長×全幅×全高
1,935×685×1,075mm
軸間距離
1,330mm
シート高
780mm
車両重量
149kg
エンジン型式・排気量
水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒・249cm3
最高出力
21kW(29ps)/9,700rpm
最大トルク
22N・m(2.2kgf・m)/8,200rpm
タンク容量
11L
価格
45万9,000円

CONTACT

問い合わせ先
カワサキモータース ジャパンお客様相談室
電話番号
0120-400819
URL
https://www.kawasaki-motors.com/mc/

※記事の内容はNo.164(2015年11月24日)発売当時のものになります

ならし運転の旅の様子は本誌をチェック!

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