DUCATI ムルティストラーダ1200エンデューロ

連載新車体感 ニューモデルインプレッション

No.
174
連載新車体感 ニューモデルインプレッション

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※公開中の誌面内容はNo.174(2016年9月24日)発売当時のものになります

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ドゥカティのムルティストラーダ エンデューロでのダートを試乗インプレッション。トラクションコントロールのおかげでテールスライドはほどよく抑制される
大きめ19インチフロントタイヤ&スポークホイールを装備するムルティストラーダ1200S エンデューロなら、ダートにも気兼ねなく飛び込んでいける
ムルティストラーダ エンデューロをフルパニア仕様でキャンプ道具も積載して試乗インプレッション

世界一周の夢すらみれるハードなムルティストラーダ

ムルティストラーダ エンデューロのヘッドライト
既存のムルティストラーダ1200シリーズに比べてクチバシが長くなり、車体も幅広に。スクリーンは走行中も片手で簡単に3段階でアップダウンができるよう工夫されている

 

ムルティストラーダ エンデューロのハンドル
グリップポジションで従来比、50mmのアップが行なわれたハンドル。スタンディング時のポジションがさらに取りやすくなった。タンク容量は30リットルでハイオク指定
ムルティストラーダ エンデューロはスマートキーを採用
ポケットに入れておけば始動が可能なキーレスエントリーはそのままに、ひとつのカギで専用のパニアーケーツの施錠と取り付け、フューエルタンクのオープンが可能

 

ムルティストラーダ エンデューロのフロント足まわり
オフロードでの走破性アップのためにフロントストロークは従来比+30mmの200mm(リヤ:200mm)を確保し、ホイールも19インチ化(リヤ:17インチ)している

 

ムルティストラーダ エンデューロのシート
国内仕様は20mm低いシートが装着されシート高850mm。シートは前後分割式でこちらも専用設計。700kmほど走ってみたが疲れ知らず。平均燃費は19.3kg/リットルだった

 

ムルティストラーダ エンデューロのスイングアーム
従来モデルの片持ちタイプから、このモデルのために新設計された両持ちのアルミスイングアーム。軸間距離1,594mmとオフロード走行での安定性ために従来比65mmも長くとるためだ

 

ムルティストラーダ エンデューロのステップ
左右に振れる巨大なマシンをスタンディングでコントロールするには大きくしっかりホールドするステップが必要になる。ラバーは工具なしで外せ、チェンジペダルの尖端も可倒式

 

ムルティストラーダ エンデューロのシート下スペース
フロントに加えてシート下にも12Vヘラソケットを装備。さらにUSB充電ポートもありツーリング中の電源確保もバッチリ。バッテリーは12Ahで容量も十分だ

 

ムルティストラーダ エンデューロのアンダーガード
アンダーガードは2mmほどのアルミ製でガレ場でムリすると大きく凹みそうだが、通常の林道走行レベルの飛び石対策ならこれで十分。気兼ねなくダートを走れる

 

 

4in1バイクのDUCATIのムルティストラーダ エンデューロならワインディングももちろん楽しい
ムルティストラーダ エンデューロをワンディングでインプレッション。電子制御サスペンションのおかげで、フルパニアにキャンプ道具をフル積載してもきちんとワインディングが楽しめる。これはすごいことだ

 

DUCATI ムルティストラーダ 1200エンデューロ

SPECIFICATIONS

全長×全幅×全高
2,345×830×1,400mm
軸間距離
1,594mm
シート高
850mm
車両重量
225kg
エンジン型式・排気量
水冷4ストローク4バルブ L型2気筒・1,198cm3
最高出力
112kW(150ps)/9,500rpm
最大トルク
128N・m(13.1kgf・m)/7,500rpm
タンク容量
30L
価格
269万9,000円(税8%込)
メーカー製品ページ

http://www.ducati.co.jp/bikes/multistrada/multistrada/1200_enduro/index.do

CONTACT

問い合わせ先
ドゥカティジャパン
電話番号
0120-030-292
URL
https://www.ducati.com/jp/ja/home

※記事の内容はNo.174(2016年9月24日)発売当時のものになります

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