連載新車体感 ニューモデルインプレッション
No.
175
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※公開中の誌面内容はNo.175(2016年10月24日)発売当時のものになります
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レトロなCB1100シリーズの細部をさらにブラッシュアップ
空冷直列4気筒1,100ccエンジンに丸型ヘッドライト、バーハンドル、アナログ式2連メーター。バイクの王道といえるスタイリングを持つCBシリーズのフラッグシップが、基本構成はそのまま大幅に内容を進化させての登場だ
HONDA CB1100EX
ニーグリップ部が柔らかく絞り込まれたガソリンタンク。最大の特徴は底板を溶接する縁がないこと。それにより手作りのような暖かみのある造型となっている
アルミリム採用の18インチスポークホイールは、スポークがサビにくいステンレスとなった。またスポークの本数が減り、ハブが小径化されるなど軽量化も実現
吸排気系のチューニングによって従来モデルより低回転域での粘りと高回転域の伸び感を向上。マフラーも新設計で高い環境性能と軽量化の両立に成功した
EXのシートは、ゆったりした乗り味をイメージさせる厚手のもので、表面のパターンはトラディショナルなもの。大型ウインカーにはあえて電球を採用する
HONDA CB1100RS
インナーチューブ径43mmの正立フロントフォークは2ピースボトムケースを採用。ラジアルマウントキャリパーと310mmフローティングローターを装備する
金色のリザーバータンクとイエローのコイルスプリングがワンポイントとなっているリヤショックと、軽量・高剛性のアルミ製スイングアームはRS専用品
長寿命のLEDを採用した新型ヘッドライト。ポジションランプは円周部に、ロービームは上側に配置。ハイビームですべてのLEDが点灯する。ウインカーもLED
見やすいアナログ式のスピード&タコメーターを採用したコックピット。なめらかで美しいトップブリッジの仕上げなどからもクオリティの高さが感じられる
SPECIFICATIONS※数値はすべて欧州仕様 ※[]内はRS
- 全長×全幅×全高
- 2,200×830×1,130[2,180×800×1,100]mm
- 軸間距離
- 1,490[1,485]mm
- シート高
- 790[795]mm
- 車両重量
- 255[252]kg
- エンジン型式・排気量
- 空冷4ストロークDOHC 4バルブ並列4気筒・1140cm3
- 最高出力
- 66kW(89ps)/7,500rpm
- 最大トルク
- 91N・m(9.2kgf・m)/5,500rpm
- タンク容量
- 16.8L
※記事の内容はNo.175(2016年10月24日)発売当時のものになります