連載新車体感 ニューモデルインプレッション
No.
177
誌面を“まる読み”できます!
※公開中の誌面内容はNo.177(2016年12月24日)発売当時のものになります
インプレッションの誌面を開く
68%のパーツを新設計!RC213V-Sの技術も導入
前作比でかなり小顔になった。撮影会場には新型のCBR250RRも置いてあったのだが、250ccマシンと比べてもおかしくないくらいの小顔具合である。車体もコンパクトな印象だ
エンジン左のクランクカバー、オイルパンには実用金属としては非常に軽い素材であるマグネシウムを採用。軽量化のための努力を惜しまない姿勢の表れである
メーターはフルカラーの液晶を採用。雰囲気はあのRC213V-Sのメーターにソックリである。モードによって表示を切り換える機能や細かい設定もできるようだ
新構造のチタン製のマフラーを採用し、従来モデル比で2,800gの軽量化を達成。内部構造も特殊でモーター駆動の可変排気バルブが内蔵されている
新設計のアルミダイキャスト製のシートフレームを採用。徹底した薄肉化により、600gもの軽量化を行なっているという。積載による重量バランスの変化といったことは二の次としたとか
メインフレームは前作と同様に中空アルミダイキャスト製の基本仕様を踏襲するも、エンジンハガーの剛性調整などのリファインを受けている。同時に300gの軽量化も行なわれた
SPには電子制御で減衰特性をコントロールするスマートECシステムをオーリンズ社と共同開発。走行状況に合せた最適な伸び側/圧側の減衰特性が提供される
SPECIFICATIONS※スペックは欧州仕様車/[ ]内はSP仕様
- 全長×全幅×全高
- 2,065×720×1,125mm
- 軸間距離
- 1,405mm
- シート高
- 832[834]mm
- 車両重量
- 196[195]kg
- エンジン型式・排気量
- 水冷4ストローク 4バルブ並列4気筒・999cm3
- 最高出力
- 141kW(191ps)/13,000rpm
- 最大トルク
- 114N・m(11.6kgf・m)/11,000rpm
- タンク容量
- 16L
※記事の内容はNo.177(2016年12月24日)発売当時のものになります