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HONDA CBR650R

車両インプレ・解説
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2020年3月18日
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CBR650Rのディテール

メーターはフル液晶。円弧バーグラフタコメーターの真ん中にギヤポジション。時計、オド&トリップのほか、RES距離、デジタルタコ、瞬間、平均燃費、燃料消費量、平均車速などを表示可能
後輪スリップを緩和するホンダお得意のセレクタブルトルクコントロールシステムを採用。左側ハンドルのスイッチでオフにもできる
セパレートハンドルはアッパーブラケット下に取り付けている。アシストスリッパークラッチの採用のおかげでレバー操作は軽い。ブレーキレバーは遠近をアジャスト可能だ
インナーチューブ径41㎜の倒立フォークを採用。ショーワ製セパレートファンクションフォーク(SSF)。ブレーキキャリパーはラジアルマウント。φ310㎜ローター
以前と同じダウンドラフト吸気ながらエアクリーナーボックスを再設計して燃焼室への充填効率を向上。CBR650Fより5㎰増した95㎰の最高出力と出力特性を変化させた
ガソリンタンク容量はCBR650Fの17ℓから15ℓへとダウン。その下にあるスチールフレームは、変わっていないような見ためだが剛性のバランスなど変更。単体で1.9kgの軽量化
別体式のシートは、通常乗車姿勢での座面を確保しながら足つき性向上のために前側を細くする昨今では定番の手法。はりのあるクッションで安定感があり、オシリにフィットする
荷掛けフックはなく、ご覧のようにタンデムシート下から2ヶ所の環状バンドが出るタイプ。座面がフラットなので荷物を安定させやすいか。純正オプションでシートバッグもあり
キーロックで取り外せるタンデムシート下のスペース。小物入れというよりこじんまりとして車載工具とETC車載器を収めるための空間といったところ。書類はシート裏のゴムバンドでとめる
リンクレスサスのリヤショックは、スイングアーム結合部にピロボールを採用して作動性をあげている。プリロードと伸び側減衰力調節可

 

CBR650Rの足つき＆乗車ポジション

身長170㎝／体重68㎏
CBR650Fよりハンドル位置が下がり、ステップ位置も若干だが高く後方になった。前傾姿勢にはなるが体とのフィット感がよく、力を抜けるムリのない姿勢。前側が細身の形状もあり、810㎜というシート高より低く感じる

 

CBR650Rのスペック

全長×全幅×全高
2,130×750×1,150mm
軸間距離
1,450mm
シート高
810mm
車両重量
207kg
エンジン型式・排気量
水冷4ストロークDOHC 4バルブ 並列4気筒・648cm3
最高出力
63kW(95ps)/12,000rpm
最大トルク
64N・m(6.5kgf・m)/8,500rpm
タンク容量
15L
燃費（WMTC）
21.3km/L
タイヤサイズ
F＝120/70-17・R＝180/55-17
価格
105万6,000円（税10%込）
※グランプリレッドは3万3.000円高
COLOR VARIATION
グランプリレッド・マットバリスティックブラックメタリック

CBR650R 製品ページ

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CONTACT

問い合わせ先
Hondaお客様相談センター
電話番号
0120-086819
URL
https://www.honda.co.jp/motor/

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※記事の内容はNo.215（2020年2月22日）発売当時のものになります

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