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YAMAHA MT-07 ABS

車両インプレ・解説
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2020年3月21日
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MT-07 ABSのディテール

YAMAHA MT-07 ABSのデジタルメーター
モノクロ液晶のメーター。中央にギヤポジション、右にデジタルの速度、タコメーターはその下で横に伸びるバーグラフ。ハンドルポストの上にマウントされているが視認性はいい
YAMAHA MT-07 ABSのハンドルポスト
270度クランク並列2気筒エンジンによって出る振動がライダーの手に伝わりにくくするため、ハンドルポスト取り付け部はラバーマウント。なのでハンドルに力を入れると少し動く
YAMAHA MT-07 ABSのフロントブレーキ
このモデルからABSを装備した。正立フォークは以前と同じように見えてチューニングを変更。φ282㎜ローターと4ピストンキャリパーのダブルディスクブレーキ
YAMAHA MT-07 ABSのシート
初期型より座る面積を30%アップしたシートは、タンクカバー側にせり上がりニーグリップのフィット感を高めた。そして足着きのキモとなるシート前側の角をなだらかに落としている
YAMAHA MT-07 ABSのタンデムシート
荷物を積む際の固定フックはないけれど、タンデムシート裏側にあるリング状になった4ヶ所のベルトを出せばネットなどが使用可能。やや遠いがタンデムステップフレームも使える
YAMAHA MT-07 ABSのタンデムシート下スペース
キーロックですぐに外すことができる小さなタンデムシートの下にはご覧のスペース。純正工具はシート裏とこの中に分散配置。ETC車載器が入るだけの深さと広さはきっちりある
YAMAHA MT-07 ABSのテールカウル
YZF-R1やYZF-R6などと共通性を感じさせるテールカウルの横に張り出した部分がウイングのような形状になっている。こういう見せ方を工夫するのはヤマハの真骨頂
YAMAHA MT-07 ABSのヘルメットホルダー
あるとないとでは便利さが違う、キーロックできる独立したヘルメットホルダー。欧州では装備の必要がないので、省略されたモノも増えた中、日本のユーザーにはありがたい
YAMAHA MT-07 ABSのリヤショック
初期型から別モノになったリヤショック。スプリングのレートを高め、伸側圧側の減衰力を高めた。プリロード調整機能だけでなく、伸側の減衰力を調整できる。走り好きにはうれしい
YAMAHA MT-07 ABSのスイングアーム
スイングアームの車体右側はショートマフラーの出口をかわすために気持ちへの字形状。これはデザイン的な要素も大きい。アクスルシャフト部分を太く見せるような演出は巧み

 

MT-07 ABSの足つき＆乗車ポジション

YAMAHA MT-07 ABSの足つき＆乗車ポジション
身長170㎝／体重70㎏
 背筋が立って見えるかもしれないが、実際はやや前傾姿勢になる。バーハンドルは手前が絞られていてヒジが外に出ず、近いと感じられるもの。シート高は805㎜と低いとはいえないが、細さと車体の軽さのおかげで支えやすい

SPECIFICATIONS

全長×全幅×全高
2,085×745×1,090mm
軸間距離
1,400mm
シート高
805mm
車両重量
183kg
エンジン型式・排気量
水冷4ストロークDOHC 4バルブ 並列2気筒・688cm3
最高出力
54kW（73㎰）/9,000rpm
最大トルク
68N・m（6.9kgf・m）/6,500rpm
タンク容量
13L
燃費（WMTC）
23.9km/L
タイヤサイズ
F＝120/70-17・R＝180/55-17
価格
79万2,000円（税10%込）
COLOR VARIATION
マットライトグレーメタリック4・ディープパープリッシュブルーメタリックC・マットダークグレーメタリック6

MT-07 ABS 製品ページ

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CONTACT

問い合わせ先
ヤマハ発動機カスタマーコミュニケーションセンター
電話番号
0120-090-819
URL
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/

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※記事の内容はNo.215（2020年2月22日）発売当時のものになります

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