車両メーカーがバイクレディにオススメするモデルをセレクト。この春からバイクライフをスタートさせるライダーはもちろん、より充実を図ろうと思っている人も参考になること間違いなしです!
定評あるパーツ構成で、走る楽しさを享受してくれる
メインフレームをはじめ車体の随所にトラス構造を用いたコンパクトで軽量な車体は、シャープなスタイリングに見合った走行性能が追求されています。そして、そのパフォーマンスはライダーにバイクを操る楽しさをもたらしてくれます。
KTM広報さんのオススメポイント
- シルバーの新しいグラフィックが採用されたMY2021は、KTMのテーマカラーであるオレンジをメインフレームに使用したスポーティでおしゃれなデザインが魅力です。
- コンパクトな単気筒エンジンとトレリスフレームにより。スリムかつ、重量も燃料を除き約152kgと軽量なので、女性ライダーでもラクに取りまわしができます。
- バイブレ製ブレーキ、WP製倒立フロントフォーク、スリッパークラッチなど装備も充実、オプションのローダウンキットでシート高を25mm下げることも可能です。
250DUKEのスタイリング
走行性能の追求は使い勝手のよさにもおよぶ
もともとはオフロードモデルを得意とするブランドだったKTMが、オンロードモデルにも力を入れるようになり、その中でもっとも充実したラインナップとなっているのがデュークシリーズです。890、1290の大排気量モデルに対して、ここで紹介する250、125、390の普通二輪免許で乗ることができるアンダー400シリーズをスモールデュークとくくることもあります。なぜ、くくられるかというと、一つにはこれら3台が基本的には車体を共有しているからです。
まずはその車体の特徴から見ていきましょう。ヘッドライトやタンクカバーが斜め下に突き出し、逆にテールカウルが斜め上方に突き出していて、そのスタイリングはかなりシャープ。このスタイルは、デュークシリーズすべてに採用されて統一感がもたされています。それゆえ、この形が頭に入っていれば、排気量はわからなくても“あっ、デュークだ!”となる印象的なスタイルだといえます。そして車体を見た時にインパクトを感じるのは、ハシゴ状になったオレンジ色のメインフレームでしょう。シャープなスタイリングに見合った走りをライダーが楽しめるような剛性感を求めて作り込まれているだけでなく、そのトラス状の繊細さが作り出す機能美も、この車両の特徴となっています。
前後のブレーキは、レースシーンで高く評価されるブレンボが、中排気量までのモデル用に立ち上げたブランド・バイブレ製を採用し、サスペンションは上級機種と同じWP製を採用しています。こういった定評のあるメーカーのパーツが使われていることで、ライダーは安心感を得られます。安心という点では、過度なシフトダウンをした際に、リヤホイールが跳ねることを抑制するスリッパークラッチが採用されていることも見逃せません。スリッパークラッチは、クラッチレバーをにぎる力を軽減するのにも貢献しています。また、ホイールには鋳造アルミホイールがセットされているなど、ライダーがバイクを操る楽しさに満たされるような作り込みがなされていることが、このデュークの魅力なのです。
加えてニーグリップをしやすかったりとライディングポジションを考慮しつつ、13.4ℓの容量を確保して、長い航続距離の実現を目指したガソリンタンクを用意するなど、利便性も追い求めていることも注目に値します。そう、このデュークは街中からワインディング、ちょっとしたお買いものの足からロングツーリングまでさまざまなシーン、シチュエーションで楽しめるよう作り込まれたバイクなのです。
最後に小柄な人向けに、純正オプションでローダウンキットがあることを付け加えておきましょう。
250DUKEのディテール
250DUKEの足つき&乗車ポジション
COLOR VARIATION
250DUKEのスペック
- 全長×全幅×全高
- -×-×-mm
- 軸間距離
- 1,357mm
- シート高
- 830mm
- 車両重量
- 約152kg(燃料を除く)
- エンジン型式・排気量
- 水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒・249cm3
- 最高出力
- 22kW(30ps)/9,000rpm
- 最大トルク
- 24N・m(2.44kgf・m)/7,250rpm
- 燃料タンク容量
- 約13.4L
- 燃費
- -㎞/L
- タイヤサイズ
- F=110/70-17・R=150/60-17
- 価格
- 59万9,000円
CONTACT
- 問い合わせ先
- KTMジャパン
- 電話番号
- 03-3527-8885
- URL
- https://www.ktm.com