連載新車体感 ニューモデルインプレッション
No.
232
232

この企画に登場しました!
盛り上がるアドベンチャーツアラーブームに、ついにハーレーダビッドソンまでもが参戦!国内初登場のアメリカ製アドベンチャーツアラーは一体どんなキャラクターなのか?
文:谷田貝洋暁/写真:増井貴光
ロードもオフも両方楽しいアメリカ製アドベンチャー
巨大なナリだが、オフロード走行も意外とこなす印象。ダートで足つき性がいいのは安心感がある
STD、スペシャルともにレイン・スポーツ・ロード・オフロード+の4つの基本ライディングモードを装備。おかげで天候や走行状況を選ばず走ることができる
HARLEY-DAVIDSON PAN AMERICA1250/Specialのディテール
Specialのアダプティブライドハイトとは?
パンアメリカ・スペシャルに搭載されるアダプティブライドハイト(以下:ARH)は、二輪車初搭載となる自動車高調整装置。走行中は、前後のサスペンションをジャッキアップすることで最低地上高がアップし、バンク角やオフロード特性を確保。一方、停止すると車高が下がり足つき性がよくなるという画期的なシステムだ。具体的な数値でいうと、停止中のシート高が830㎜なのに対し、走り出すと43㎜ジャッキアップされ873㎜となる。作動は“オート”モードでは停止直前に車高が下がり、挙動も自然。
HARLEY-DAVIDSON PAN AMERICA1250/Specialの足つき&乗車ポジション

停車時のシート高830㎜時にはカカトがギリギリ付かないくらいと足つき性がよく安心感たっぷり。逆にサスペンションが伸び切った走行中の状態の足つき性は、3〜4㎝カカトが浮く感じ。この差はかなり大きい
HARLEY-DAVIDSON PAN AMERICA1250/Specialのスペック※[]内はスペシャルで、キャストホイール仕様の場合は5万600円安
- 全長×全幅×全高
- 2,265×965×1,510(㎜)
- 軸間距離
- 1,580㎜
- シート高
- 890/915[830-875/855-900]㎜
- 車両重量
- 245[258]㎏
- エンジン型式・排気量
- 水冷4ストロークDOHC60・V型2気筒 1252㎤
- 最高出力
- 111kW(152㎰)/8,750rpm
- 最大トルク
- 128N・m(13㎏f・m)/8,750rpm
- 燃料タンク容量
- 21.2ℓ
- 燃費(WMTC)
- -㎞/ℓ
- タイヤサイズ
- F=120/70-19・R=170/60-17
- 価格
- ビビッドブラック:231万8,000円、リバーロックグレー:233万9,700円[ビビッドブラック:273万1,300円、ガントグレーメタリック:276万1,000円、デッドウッドグリーン:276万1,000円、バハオレンジ×ストーンウォッシュホワイトパール:278万6,300円]
HARLEY-DAVIDSON PAN AMERICA1250/Special 製品ページ
CONTACT
- 問い合わせ先
- ハーレーダビッドソンジャパン カスタマーサービス
- 電話番号
- 0800-080-8080
- URL
- https://www.harley-davidson.com/jp/ja/
※記事の内容はNo.232(2021年7月21日)発売当時のものになります
より詳しいインプレッションは本誌をチェック!
