レディスバイク Vol.84掲載車両(2020年3月3日発売)
ショートフェンダーにシングルシート、高くせり上がったエイプバー、小ぶりなタンクとカスタムテイストの強いストリートボブ。ただ実際にまたがってみれば意外なほどバイクレディにフレンドリー?!
カスタムテイストに隠されたフレンドリーさがポイント
HARLEY-DAVIDSON広報さんのオススメポイント
- ハーレーの最軽量チョッパー。これぞハーレーなルックスとスポーティな乗り味を両立し、街乗りもロングツーリングも楽チンです。
- 軽い! 足つきがいい!お求めやすい価格でもありハーレーデビューに最適。今なら大型二輪免許費用が最大10万円キャッシュバックのプランも。
- ブラックアウトした足まわりと、多彩なカラーバリエーションで見映え抜群!シンプル設計だから、カスタムに挑戦したい人のベース車にもお勧めです。
STREET BOBのスタイリング
ノーマルながら強いカスタムテイスト
ハーレー・ダビッドソンのファミリー(シリーズ)構成が大きく変わったのが、2017年の夏でした。それまで、ダイナとソフテイルの2ファミリーだったのが、ソフテイルファミリーに統一されたのです。その新しいソフテイルファミリーの特徴が、完全新設計の従来より34%剛性を高めたフレームに、シートに隠れるように配置されたモノショックサスペンションを組み合わせたシャーシと4バルブ&ツインプラグ化された新型エンジン“ミルウォーキーエイト”です。
すでに導入されて2年半以上が経つニューソフテイルファミリーだけに、さまざまな評判が耳に入ってきますが、それらを整理するとそれまでのモデルと比べてライダーフレンドリーになっているということてす。「ハーレーはあこがれるけれど、私にはまだムリ…」とあきらめていた人には、まさに朗報だといえるのではないでしょうか。
さて、今回紹介するストリートボブですが、ラインナップに加わったのは2006年のことで、当時はダイナファミリーの1台でした。そう、すでに15年近く続く歴史ある車両なのです。その特徴は、高くせり上がったミニエイプバー、小径のヘッドライト、ソロシート、ワイヤースポーク仕様のホイールといったところで、いわゆる最近耳にすることが多くなった“ボバースタイル”ってヤツです。
近年、ネオクラシックが時流になっていて、ボバースタイルを採用するブランドが増えた感がありますが、ストリートボブはデビューから一貫してボバースタイルを貫き通してきているわけで、まさに「自分、不器用ですから」の名台詞じゃないですが、寡黙な芯の通った男みたいな印象があります。
そんなストリートボブですが、男性に比べて体格が小さい傾向にある女性にもやさしい一面があるのです。まずソフテイルファミリーのなかでは軽量なのです。ボバーはショートフェンダーだったシングルシートだったりと極力ムダをそぎ落としたカスタムスタイルになるのですが、そのぶん実際に軽くなっているのです。さらにグリップ位置がライダーに近くなるエイプバーを採用していること、エアクリーナーボックスの真下あたりにステップが配されるミッドコントロール(クランクケースの一番前あたりにステップが配され、足を前方に投げ出すようなスタイルになるのがフォワードコントロール。当然足がステップに届きにくくなる)なのも体格の小さい人にとってはありがたいことです。
腕が高い位置にくる独特のライディングポジションからイケイケ風な印象があるかもしれませんが、じつはヤサ男のストリートボブなのです。
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