〆切明けに帰宅した久しぶりの自分の部屋。すぐに風呂に入る準備をしながらつけたテレビから興味深い映像が流れていたので、服を脱ぐのも忘れてしばしテレビにかじりついてしまった。10分ほどの短い番組だけど、視聴者自身が投稿したものやWebで反響を呼んでいる映像をいくつか紹介するという内容でおもしろかった。
その中に出てきた日本の風景を撮った“動画”に釘付けになった。「まるで絵画が動いているかのようですね」とナレーターも表現するほど、確かに普通の映像やアニメーションとも違う、色彩にあふれたもの。その秘密はなんと単なる映像ではなく、何(百?千?)枚もの写真をつなげたものだという。通常の映像も写真の連続のようなものだけど、これらの写真たちはあえて露出(レンズから取り込む光の量)を変えてつなげることで、動いている画に濃淡が加わり、その映像が持つやさしさや強さみたいなものがいっぺんに胸に飛び込んできて、かなり強いインパクトを与えられた。
他にもこういった写真を撮る人がいるかとか、手法として確立されているかというのはわからない。ただ、日本だけでなく世界各国から多くの人が称賛のコメントを寄せている。アイデアはもちろん、それを表現するだけの技術を持っているのもスゴイ。やっぱり、すばらしいものにはそれだけ人の心を動かす何かがあるんだなと、あらためて感じた。情熱はすばらしい。同じく表現者の端くれとして、がんばろうと思いながらパンツを脱いだボクでした。
ちなみに製作者の小崎直史さんはプロの写真家であり、またバイク乗りでもあるとか。撮影にもバイクに乗って出かけているようで、ときおり映像の端に登場するセローも撮り方にこだわりが感じられます。きっとライダーの視点からでも楽しめますよー!
by 小崎直史2011/4/24 00:25
紹介してくださってありがとうございます!
タンスタいつも見てますよ。
私の写真も使ってください(笑
by KJ2011/4/25 13:12
!? ご本人からのコメントありがとうございます!
写真の撮り方にもいろいろあるんだなと、勉強になりました。
なによりバイクも楽しんでいらっしゃるようで。
今度、バイクライフなどの紹介もさせてくださーい!