蚊取り線香

いよいよ、夏ですね。夏といえば…まぁ、スイカとか花火とかお祭りとか楽しいモノがいろいろあるわけですが、今回はなぜか「蚊(カ)」について書いてみようかなと。やむを得ず、あまり気持ちのいい描写ではないことも書きますので、ニガテな人は読む前に引き返してください。

 

ボクは神奈川県の田舎町出身なので、そりゃあ、子供のころはよく刺されたもんです。しかもボク、体質的にそういった毒(?)にあまり強い方ではないようで、刺されるとかゆみと腫れがいつまで経っても消えないんですよね。で、子供のことですからついつい、かき壊してしまって。かき壊すところまでいくと、ひとまずかゆみは消えるので(血は出ますけど…)、ボクは蚊に刺されるとたいがい、その状態まで行ってました。かゆみをガマンしてイライラするより、かき壊してカサブタにしてしまって治す。当然ながら、まったくオススメしません。我ながらムチャな治し方だったなぁと思います。夏の終わりごろには両足ともカサブタだらけ。夏は大好きだったんですけどね、ホント、蚊には悩まされたものです。

 

で、蚊を防ぐアイテムというのもいろいろありますよね。虫除けスプレーとか、蚊の嫌う超音波を出すグッズとか。でも最近思うのは、やっぱ一番手軽でそこそこ効果があるのは「蚊取り線香」なのかな、と…。電源も電池も必要なく、点火するだけで後は自動的に効果を発揮し続けますし、虫除けスプレーのような不快感もありません。ポキポキッと折るだけで、設置場所をどんどん増やすこともできます。キャンプなどでは、テントサイトを取り囲むように設置すれば、けっこうガードできると思います。

 

ちなみに、蚊取り線香って「煙が効いているワケじゃない」って知ってましたか。線香が燃焼することにより、有効成分が揮発して効果を発揮しているらしいです。「こんな細い煙が立ちのぼったって効果ないよ」と思われがちですが、そうではないのだとか。

 

いろいろ書きましたが、この蚊取り線香、実は海外でも売られているって知ってますか? どうやら、国を問わず人のいるところには蚊もいるようで、いろいろな国で蚊は悩みの種になっているそうです。そこで活躍しているのが日本式の(渦巻きの)蚊取り線香。電化の遅れている地域でも、蚊取り線香は点火しさえすれば効果を発揮するため、重宝しているのだとか。

 

日本人にとって、蚊取り線香の匂いはいかにも夏を思い出させるものがありますよね。ボク、嫌いじゃないです、あの匂い。蚊取り線香がもっと普及すると、海外の人も「あー、夏の匂いだなぁ」などと思うんでしょうか。蚊による被害はイヤだけど、もしもそういう共通の話題があったら、なんか、和むなぁ。

マンボサイトー

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マンボサイトー

「マンボ」というニックネームはマンボウ似であることから名付けられ、当初はかなり嫌がっていたものの、最近ではそれほど気にならなくなってきた。ビッグバイクよりも中小排気量 の方が好き、人気車種よりもマイナー車の方が好き、というあまのじゃくな性格の持ち主でもある。

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