本日はタンデムスタイルの姉妹誌・アンダー400の締切の真っ最中であり、朝から「てんてこ舞い」の状況が続いている。
10月6日が発売日(買ってね!)で、今日をもってしてまだ終わっていないという状況は、分かる人ならたいそう驚くであろう事態だが、何とかメドが付きそうだなと思ったところに来て、ようやく思い出したようにこのコラムを書いている次第である。
結局このコラムも設定日当日に書いているぐらいだから、遅くなった雑誌の進行をとやかく言えるような立場ではないのだが、やはり人間てものはすぐにラクをしたがる生き物であり、つい気を抜くと、ちょっとでも辛いことから開放されたい一心で、先延ばしを繰り返し、ついにはギリギリになってしまう。
かつては藤子不二雄や手塚治虫も、締切を守らないことで有名だったそうだが、おそらくこの二人はそもそも守る気がなかったというか、締切以上に創作活動を大切にしていただろうし、どちらかというとまわりの人たちの方が大変だったろうなと思う。
ちなみに「てんてこ舞い」の「てんてこ」とは太鼓の音のことだそうで、それに合わせた舞いのさまから、忙しく動き回ることをそう呼ぶようになったんだとか。今回もいつも以上に激しく舞っている編集部一同であるが、なぜかいつも間に合うか間に合わないかのギリギリのタイミングで終了するのが不思議なところである。
そういえばかれこれ10年ぐらい前から、「締切1日前にすべての校正紙をコーヒーを飲みながら眺め、夕方5時に印刷所に戻し、会社を出て飲みに行く」というのを一度でいいからやってみたいと思っているのだが、いまだに実現には至っていない。はたして自分が生きているうちに、できるのかどうかかなりナゾだが、たまには余裕のある締切を過ごしてみたい、と思う今日このごろ。アンダー400が間に合ったかどうかは、ぜひ10月6日に書店で確認してみてください(笑)。
by シモヤンブルース2011/10/5 16:04
お!もう明日発売ではないですか!今回投稿しなかったよな~。。毎回欠かさず買ってますよ。楽しみ~