アタマと電話は使いよう?

いやぁ、困った。ここまで違うもんだとは思ってなかった。何がって、携帯電話である。今まで使っていた携帯電話の調子が悪くなったこともあって、スマートフォンとやらに乗り替えたのだが、えらいことになっている。僕が選んだのは、防水で衝撃に強いヤツだけど、インターネットも普通にできるし動画もメチャクチャ速い。会社宛てのメールも出先で確認できるし、文字入力もキーボード表示にできるので打ちやすく、長文でなければこうやって満員電車のなかで原稿を書けたりもしてしまう。携帯電話屋の兄ちゃんも言っていたが、機能は電話というよりもはやパソコンに近い。

ただ…、ただね。残念なのはそれを使いこなすだけの能力が僕にないことだ。機種や会社によっていろいろ使い勝手も違うようだし、初めて手に入れたスマートフォンなのでそのあたりはよくわからんが、あまりに勝手が違いすぎて四苦八苦である。まぁ、慣れの問題でもあるのだろうけど、留守番電話の設定さえままならないんだよねぇ。説明書片手にチマチマとやっているのだが、機能の高さがわかっているだけに非常にもどかしい。KJやタローのようにシャッシャと使いこなしたいものだが、どうもその域に達するにはかなり時間がかかりそうである。

ただ数日いじって感じたのは、僕もなんとか時代の流れについていけそうだということ。慣れない操作で脳内のシナプスはビシビシと動き続けているのか、妙に脳みそが疲れるがこのコラムを書いているうちに、このタッチパネルタイプのキーボードにも慣れてきたようでタイプミスも随分と減ってきた。僕のアタマもまだまだ新しいことを始めたり、取り入れたりする柔軟性を持ち合わせいるようだ、ふう。

多少余裕ができたら、フェイスブックとやらにも挑戦してみるかな?

やたぐわぁ

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やたぐわぁ

本名/谷田貝 洋暁。「なるようになるさ」と万事、右から左へと受け流し、悠々自適、お気楽な人生を願うも、世の中はそう甘くない。実際は来る者は拒めず、去る者は追えずの消極的野心家。何事にも楽しみを見いだせるのがウリ(長所なのか? コレ)だが、そのわりに慌てていることが多い。自分自身が怒ることに一番嫌悪感を感じ、人生の大半を笑って過ごすことに成功している、迷える本誌編集長の44歳。

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