本年最後の関西出張をクリスマスまっただ中に終わらせてきた。「2011年がいい年になりますように」と願ったばかりだと思っていたのに…、まったくもって早い1年だった。イヴに大阪の街中を歩いていると、いつにもましてラブラブなカップルが目立つ、目立つ。ボクのセンサーがいつも以上に反応していたとは思えないので(誰だって自分がロンリーなときに他人がハッピーだったりするとついつい過剰に反応しちゃうでしょ)、一年に一度の恋人たちが盛り上がるイベントにみんなラブラブ度が高くなっていたに違いない。もちろんテンションが上がれば、それだけ経済活動も活発になるのでいいことだと思う。しかし、フライドチキンで有名な某ファーストフード店に寄ったら、通常のメニューがほとんどオーダーストップになっていたのは少しばかりショックであった。そりゃ一年でチキンをもっとも食べるタイミングだろうけど、なかには食べたくない人もいるわけで…。とはいえ、そのチキンの売れ行きは相当なものだった。
さて、我が家の3歳になったばかりの娘も、寝る前は「サンタさんに会えるかなぁ」とテンションはかなり高めだった。いつもだったらなかなか寝ようとしないのも「サンタさんは寝た子のお家にしかプレゼント持ってきてくれないよ」と言うと、いそいそと布団のなかに潜り込んで、寝ようと努力すあたりがかわいらしい。で、無事彼女が爆睡している朝方にプレゼントが足下に置かれたのだが、寝起きのテンションが低い我が娘、嫁さんが「サンタさんがプレゼントもって来てくれたよ」と起こしにかかるも、「うーん」と生返事を繰り返して起きようともしない。さらになんとか引き起こして、プレゼントであるお人形のセットを見せるも、「チョコボールがよかったな」という始末。この一言、ボクのなかでは今年一番の名言である。いや〜、なんとお安くできている子なんだろう(笑)。このまま食べ物第一主義で、お年ごろになっても高額なバックとかを望むことなく、ゴディバのチョコ程度で止まってくれることを切に願いたい。