今年もよろしくおねがいします！

お年玉がもらえない今となっては、お正月の楽しみといえば年賀状である。楽しみを年賀状にしているわりには出したり出さなかったりして、ちっとも筆まめじゃない。それでもこりずに毎年あるいは不定期に年賀状をくれる人がいるというのはたいへん幸せなことである。

しかし今年は写真の載った年賀状が少ないような気がした。震災の影響でみな控えめな年賀状にしているのだろうかとも考えたが、そういえば去年の暮に友人から「旦那に『そろそろ子供（の写真）を年賀状に載せるのはおかしいんじゃないか？』って言われちゃってね」という話を聞いていたのを思い出した。そういう理由もあるのかもしれない。それにしても、子供の写真がおかしいのであれば、本人の写真でもこちらとしてはいっこうに構わないのだが、さすがにそれは恥ずかしいのか遠慮しちゃって誰も送ってよこさない。そのかわりに、まあ、こじゃれた模様だとか、かわいい干支のイラストだとかに一文二文添えられているものが多く見られる。きれいにまとまってはいるのだが、正直もの足りない。中にはお世辞にも達筆とは言い難い、手書きの文章が一面に綴られたものもあって、それはそれで十分満足させられるのだが、やっぱり今まで写真があったから新年のあいさつ回りをせずとも、遠方の友人であっても、それぞれの近況が写真を通して想像できたわけで、このシンプルな年賀状に慣れるのは少し時間がかかりそうである。

でも…みんな忙しかったのかな。ほとんどが元日に届いているところをみると、「あ〜間に合わない！ 今年は写真選んでる余裕ないからナシにしよう！」なんて、クリスマスに大あわてで書いている友人たちの姿が想像できなくもない。それに比べて「あ〜間に合わないから来た人にだけ書こう」→「あ〜正月終わっちゃうから後日寒中見舞いでも出すか…」なんてズルズルと先送りにしている私はなんて情けない。正月に届く年賀状に「もの足りない」なんて言ってはバチが当たってしまうというものだ（汗）。よーし、来年の年賀状くらいは元日に届けるゾー。

…とまあ、プライベートはこんな感じですが…
今年も楽しい誌面づくりに励みます！
みなさんどうぞよろしくおねがいします。