明日発売となる本誌の編集後記にも書いたのだが、最近パソコンでの作業用に専用メガネを新調した。新調したメガネには、液晶ディスプレイなどが発する青い光をカットして、疲れ目を予防するレンズを入れており、見た目はイマイチだが、着け心地は悪くない。
そもそもボクの仕事は、下のプロフィールにも書いてあるとおり制作である。なので毎日朝から晩までパソコンとともに過ごすのが常となっており、いかにも「目を酷使してます!」といった感じの仕事ぶりである。またそればかりか、通勤中の空き時間も携帯電話をいじっていたりするし、家に帰っても普通にパソコンを使ったりするので、昼間の仕事と合わせるとほぼ一日中、何らかのディスプレイを前にして生活していると考えられる。若いころはわりとそんな生活でも苦にならなかったのだが、やはり年齢を重ねるごとに疲れ目はひどくなる一方だし、それどころか蛍光灯の光さえまぶしく感じられるようになってきて、いよいよ何らかケアをしないとまずいなぁと思っていたところだった。
ただメガネのレンズひとつで劇的に疲れ目が改善されたかというとそうでもなく、多少負担が軽くなった程度というのが実際のところである。まぁ着けないよりはマシだと思うが、やはり疲れ目を改善するには、とにかく目を休ませることが一番なので、メガネに過剰な期待を持つのはやめた方がいいだろう。
ちなみに余談だが、先にも触れたとおり、この手のレンズのイマイチなところは、色が薄い茶色だったりすることだろう。着けてしまえばかけてる本人はまったく気にはならないが、鏡を見てみるとスナイパーかそれともその筋の人か…といった具合のインパクトがあり、人前でかけるのにはけっこう勇気が必要だったりする。ボクの場合は背に腹は代えられないところもあって割り切って使っているが、やっぱり少し気恥ずかしいところがあって、正直落ち着かない。将来的にそのあたりが改善されて無色透明の偏光レンズが登場することを切に願うわけだが、生きている間にできるかどうかは、ナゾである。