いやぁ、盛況でしたねぇ。東京モーターサイクルショー。なんと史上初の10万人超えだそうです。実は、僕ら雑誌編集部員にとってこの東京モーターサイクルショーはときとして仁義なき戦場となります。というのも、雑誌の発売日や性質にもよりますが、「このタイミングで間に合うなら、取材して間に合わせ!」となるワケ。いやぁ、今回はタンスタの姉妹誌、『Under400』の締め切りタイミングにモーターサイクルショーの会期がビッタシ! 「なんとかがんばれば間に合います」という非常にタイトなタイミングだったりしたワケです。
ええ、当然しましたよ。締め切り前のギリギリ取材。しかも、今回のモーターサイクルショーは対象となるミドルクラスが何だか多い。搬入搬出タイミングに合わせて、「スンマセン! 4月6日発売のUnder400になんとか間に合わせたいので取材させてください!」とお願いして回るわけですが、大変ななかにもやっぱり楽しいこともあるワケです。
一つは、モーターサイクルショーができ上がったり、解体したりする舞台裏を見ることができること。職人さんたちが忙しく動き回る現場を見ると何だか男の子としてはワケもなくうれしくなってしまうワケです。
そしてやっぱり新車ですね。エンジンをかけられないまでも、撮影という名目で、まだ一般には公開されていないマシンを押したり引いたり、つついたりできるワケですから、もう楽しくて仕方ありません。
「あ、これも貸して下さい! あこれも!」なんて、ついつい欲張ってしまうワケですが、それも編集者の性ってやつでしょう。ということで只今、そんな欲張りすぎた取材車両の写真の画像とにらめっこしながらUnder400の締め切り真っ最中! 明日には輪転機(雑誌を印刷する機械)が回り出すというのに…。あぁ、ちゃんと終わるのだろうか?