庭に池を作りたい、と少しずつ掘ってきた庭の穴だが、そこそこの大きさと深さにはなってきたものの、なかなか池にするまで至らない。そもそもの出発点は、今家の中の水槽で飼っているカメを庭で飼えたらいいな~というなんとも漠然とした想いだったので、それを具現化するにはいくつかクリアしておかなければならない壁があるのは当然といえば当然である。そこでその一つ、仮にこの場所に水辺を作ったとしたら、いったいどのような生態系が誕生するのか、という疑問を調べてみようと、今年の春に小さな小さなビオトープをつくってみた。ビオトープなどと言ってしまうと、環境保護のような大がかりなものをイメージされるかもしれないが、ここで言うビオトープはもちろん、単なる家庭で楽しむ程度の食物連鎖空間であるので、小さなたらいに水生植物とメダカやヌマエビなどを住まわせただけの簡易ビオトープである。
それでもこの小さな生態系、個人が楽しむには充分な面白さがあり、設置してから数ヶ月がたつ現在は、いろんな水中生物が増え、食べたり食べられたりしているから見ていて飽きない。設置直後は、ボウフラがわいてそれをメダカが食べて…くらいしか想像できなかったので、実際にこうして名前もしらないこまかい虫たちや昆虫の幼虫らしき物体を発見するたびに背筋のあたりがゾクゾクする。これから梅雨が過ぎて夏を迎えたり、あと冬はどうなっていくんだろうと、まだまだ色んな発見がありそうな予感。今後これを一年通してみて、それぞれがどの程度増減していくのか、また人間の手が加わらずしてどこまでバランスが保てるのかを観察していこうと思っている。そしていつかカメ池を庭に作るんだ♪
by 四十路中盤オヤジ2012/6/6 00:17
庭に池ですか~・・・いいですね~
我が家の庭は・・・「原生林」になってます。
早い話し、放置です。