7月といえば…とうとう牛レバ刺しが禁止になってしまいましたね。わたしももちろん大好きですが、もともと普段、レバ刺し=誰かにごちそうになる or よっぽどの特別な日にしか食べられない高価な食べ物である、という感覚があって(だって…焼き肉店のランチメニューにはついていないし、お得な食べ放題メニューとは別枠の品だから、いつも「あーあ、食べたいな〜」と指をくわえてメニューをながめるだけの存在だったんですもの)、今回の禁止令が出たところで、「食べたいけどガマン」することは今まで通り。それほど苦ではありませんでした。驚いたのは、世の中の反応。禁止に反発の声がそんなに多くあがるということは…、わたしの中では高級品であるレバ刺しを、多くの人が日常的に口にできているということ! レバ刺しを普段からそんなにみんな食べているだなんて…! う、うらやましい…!! なんだか、禁止になると聞いても「どっちみちガマンすればいいんでしょ」というあきらめの境地だったのが、この真実を知って一気に心がうらやましさと欲求不満とで包み込まれ、ガクッと落ち込んでしまいました。いいな…ここ何年かガマンしてたのにな…ああ、生きてるうちにあと一回くらいは食べられるのかな…ドンヨリ。いや、いかんいかん、わたしにはレバニラ定食があるじゃないか! よし、今夜はレバ定を食べるとするか! 食べたいものを食べられないのも辛いけれど、安全が保証できないのであれば仕方がない。元気で丈夫が一番、食べ物をおいしく食べられるのは幸せなことですよね。いい解決策がみつかることを願います…。牛サンも、気の毒にね。