ボクはときどき、誌面で“高速道路イッキ走り”の企画をやったりします。なので、「マンボサイトーは長距離ランが得意なんだろうな。1日に1,000kmとか走っちゃうくらいだから、100kmとか200kmくらいだったら笑っちゃうくらい余裕なんだろうな」と思っている人がいるかもしれませんが…。
申し訳ありません! 全然、そんなことないのです!!
言い訳するわけじゃないですが、走行距離に対する疲労度の世界って、本っ当〜に深いのですよ。もうね、いろいろな要素が複雑に絡まりあっていて「こうしたら疲れない」という鉄則が見出せません。まぁ確かにね、「こうなのでは…?」というレベルの傾向はあるのですが、それはあくまでも傾向であって、鉄則ではないのです。たとえば排気量の大きなバイクの方がラクだという傾向はあるんですが、ホンダのVTRで800kmくらい走ったときは割と余裕だったし…。その逆に、ビッグバイクで200kmくらい走っただけですっごく疲れるときもあるし…。単純に「排気量だけの問題」ではないんですよね。その日の体調や、気温・湿度などなどいろいろな要素が影響していると思います。気温でいうと、寒い日はやっぱり疲れやすい気がするなぁ…。あ、でも夏場にも予想外に疲れる日もあるか。もうホント、わけがわかりません。精神的な部分も大きいでしょうね。イッキ走り企画のときには、出発時から「やるぞー!」という気合いが入っているけれど、200〜300kmくらいの移動のときには、心の準備をしていませんからね。ともかく走行距離と疲労度の関係は深い。まだまだ、この世界を探求する日々が続きそうです。
…さて、なぜ今日のコラムはこんな話題になったのかというと、今日がまさに「それほど走ってないのにすごく疲れた」という状態だから。走ったのはたぶん250〜300kmくらいだと思うんですが、いや〜、疲れましたねぇ…。眠気とお尻の痛みを感じつつ、このコラムを書いています。マンボサイトーは、決して「長距離ランの鬼」というわけではないことを、あらためてお知らせしておきたいと思います…。
by 高田2021/12/16 10:42
uberやりながら原付スクーターで1日100km超えると以降は件数1回ごとに体力的ダメージが指数関数的に蓄積されますね。