先日、海外にあるお店のオンラインストアで買い物をした。そこはハンドメイドの革細工を売っているお店で、おそらく個人でやっているところである。ネットを徘徊していたところ偶然たどり着き、なかなかよさげなデザインの財布があったので思わず衝動買いをしてしまったのだが、思いのほか普通に商品が届いたのでビックリした次第である。
今や個人輸入は当たり前の時代なのかもしれないが、ボクにとってはけっこう感動的な体験であった。何しろパソコン上で日本のショップと同じようにポチポチと注文をするだけで、海外から品物が届くのである。
もちろん海外からの発送なので、到着までに時間がかかったり(今回は10日で届いた)、送料が割高($15)なのは仕方ないとしても、財布一個をわざわざ日本まで届けてくれるなんて、冷静に考えるとけっこうすごい。
以前一度だけ、アメリカのAmazonで買い物をしたことがあったのだが、転送サービスを利用したところ、ずいぶんと待たされたことがあったので、正直、個人輸入にはいい思い出がなかった。今回の場合は、決済はPaypalで発送はUSPS。まぁ「待たされてもいっか」といったスタンスだったので、普通に届いただけでビックリした次第だが、せっかちな人には向かない買い物なのは確かである。
現時点ではまだまだ海外発送に対応しているショップはマレなのかもしれないが、こういった地球規模のサービス展開は、これからどんどん加速していくので、ユーザーからしてみれば、何とも便利な時代になったと思うわけである。
逆を言えばそういったサービスのおかげで、個人レベルでも全世界を相手に商売ができると言えるわけで、おそらく先の革細工のお店はそれを地で行っていると言えるだろう。
今回の買い物に味をしめて、これからどんどん個人輸入をしてしまいそうな自分が怖い。ストレス解消はけっこうだが、皆さん、買いすぎにはくれぐれもご注意くださいませ。