MYメガネっ子ヒストリー

イラストを見てもらうと分かると思うが、自分は昔から目が悪い。といってもただの近眼なのであるが、始めてメガネを作ったのが中1のころだから、ざっと25年近くはメガネのお世話になっていることになる。

そもそも目が悪くなったのは、遺伝のせいだったのか、それとも環境のせいだったのかはよく分からない。ただ物心付いたときからオヤジがメガネをかけており、それにちょっと憧れていた部分があったりした。なので子供心に早くメガネをかけられるようになりたいと考えて、わざと暗闇の中で本を読んだり、必要以上に本に目を近づけて読んだりして視力を落とそうとしていたことがあり、今思うと限りなくアタマの弱い話である。

ただ、最近になって知ったのだが、実は暗いところで本を読むと視力が落ちると言う話は迷信なんだそうである。もちろん暗闇で目を酷使すれば疲れ目になる確率は高いと思うが、目の機能まで落ちるようなことはないのだそうだ。まぁこの手の情報の信ぴょう性はあまりなさそうな気もするが、とにもかくにもボクの視力は順調(?)に下がっていったので、今では視力の低下は遺伝によるものだったのだと思っている次第である。

そんなこんなで中学時代から突入したメガネ生活であったが、次の高校時代から愛用し始めたのがコンタクトレンズだった。これはもちろん多少色気づいてきた時期ということもあったのだが、一番の目的は部活動のためで、これが使ってみるとビックリするぐらい快適で、裸眼に近い付け心地に心底感動したのを覚えている。当時はまだ使い捨てなんてないし、とにかくレンズが高かったので、可能な限りなくさないように、細心の注意を払って使っていたのだが、風が強いある日、グラウンド上でレンズが飛ばされてしまったことがあり、ほとほと絶望したものの、奇跡的にレンズを見つけ皆から勇者的な扱いを受けたことを今でも覚えている。

そして今はまた通常のメガネ生活に戻っているわけだが、あまりにメガネ生活が長いので、メガネはもはや顔の一部どころか、骨格ぐらいの扱いになっているほど定着している。たまにメガネを外していても、うっかり位置を調整してしまって恥ずかしい思いをすることもあるのだが、やはり目がいいに越したことはないわけで、ここ最近はいい視力回復グッズはないものかと、物色している毎日である。

 

皆さま目はくれぐれも大切に…。

C.ARAi

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C.ARAi

Web制作班所属。何事にもしっかりしていたい気持ちはあるものの、やってることはかなり中途半端。基本的に運命にはあまり逆らわず生きていくタイプで、いきあたりばったりが自分にはよく合っていると思っている。悪く言えば計画能力ゼロ。モットーは「来るもの拒まず、去るもの追わず」。

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