赤坂のNINJA屋敷

ニンジャと聞くとまずカワサキのバイク・Ninjaシリーズが思いついてしまうほど、二輪業界にドップリはまってしまっていたKJです。本誌にもコメントを書いたけど、タンスタを卒業することになり、コラムを担当するのもこれで最後。これからはみなさんと同じ視点でタンスタを楽しんでいこうと思います。今まで本当にありがとうございました!

 

 

さて、今回のコラムは同じニンジャつながりで、赤坂にニンジャがいるお店があるというのを聞いたので行ってきた。もちろんそれはバイクではなく人間の忍者(格好もちゃんと忍装束を着ている)。しかも給仕をしてくれる、そう、ここはレストランだったのだ。一風変わったおもてなしをしてくれるというのが話題を呼んでいるそうで、テレビや雑誌でも取り上げられているみたいなのですでに知っている人もいるかと思う。

 

すぐ想像がつくだろうけど、その“おもてなし”というのはもちろん忍術! といっても摩訶不思議なことが起きるのではなく、ちゃんとしたエンターテイメントとして。お店に入って席に着くまでにも仕掛けがいっぱいだし、メニュー表、料理の名前、どれひとつとってもこだわりが感じられるモノばかり。たとえば“サザエ爆弾焼き エスカルゴもどき”はその名のとおりお皿に載せて運ばれてきたサザエを爆弾に見立て、導火線に点けた火がサザエに届くと一瞬火力が増し、火あぶりになるというものだ。他にもメニューや演出がどれも新鮮で、すごく楽しめた。

 

もう一つ印象的だったのが、お客さんに外国の方が多いこと。世界的なサブカルになっているジャパニーズアニメと双璧となるくらい、ニンジャやサムライだって外人に人気が高い。そんなものだからここの忍者たちは英語も巧みに使いこなし、しっかりコミュニケーションをとることができるようだ(それも忍術か?笑)。ちなみにニューヨークにも店舗があって、そこには外人の忍者が働いているとのこと。そこでは一体どんな忍術が披露されているのか、機会があればぜひ行ってみたい。

 

KJ

written by

KJ

考えるよりも行動する方が好きな、いわゆる体育会系脳ミソの持ち主。先輩スタッフの破天荒ぶりを脅威と感じながらも、下克上を虎視眈々と狙っている。最近は、仕事と称していろんなバイクに乗っては、「このバイクいいっすね」を口癖に、次の購入ターゲットを思案中。〆切り前はあたふたしていることが多く、布団で眠ることを至上の歓びとしながら、今日もパソコンの前で夢の世界へ旅立つ。

このコラムにあなたのコメントをどうぞ

この記事が気に入ったら
いいね!とフォローしよう

タンデムスタイルの最新の情報をお届けします