エンピツの効果

今日、ふとwebタンデムを開いたとき。広告スペースにドーンと民主党の広告が表示されてビックリしたマンボサイトーです。こんにちは。このスペースは編集部の意図とは関係なくランダムに表示されています。別に編集部が特定の政党を支持しているわけではないので、一応お知らせしておきますね(あらためて言うまでもないことかもしれませんが…)。そんなわけで選挙ムードも高まってきた今日このごろですが、今日のコラムは選挙と関係ないようで、あるような話です。

投票所に行くと、投票用紙に「エンピツ」で記入することになりますよね。シャープペンシルでもボールペンでもなく、「エンピツ」。大人になるとエンピツを使う機会というのはほとんどないので、これを握ると「ああ、懐かしい…」という気がしませんか。そして「エンピツで書くと、自分が想像した以上に字がヘタクソになる」というのも一つの法則のような気がします。慣れないエンピツで書いた投票用紙を見ると、なんだか小学生が書いたみたいな字になっていて、なんだか気恥ずかしさを感じる…という経験ありませんか?(ボクだけかなぁ…)

それはそうと、なぜエンピツなのか。これにはいろいろと理由があるそうですが、大きなものとしては「他の投票用紙への字写りを防ぐ」「安価だ」というのが理由だとか。確かにボールペンだとインクがボテッと出てしまうことがあるし、そんな状態で他の用紙にくっつけたら、字が写ってしまいそうです。エンピツだとまず字写りはしないし、インクが乾く・乾かないという問題も考えなくてOK。しかも、安い。なるほどなぁと思いました。「エンピツで書いたら簡単に消せるじゃん!」と思う人がいるかもしれませんが、開票作業をするときは複数の人たちの目があるため、改ざんできる可能性はほぼない。そのためエンピツを使用しているそうですよ。

そしてこれはボクなりの見解なのですが…。エンピツを使うと、誰もが子供のころを思い出しますよね。「その一票は、本当にあなたが考えた一票ですか?」「誰かの言いなりになって書いていませんか?」などと先生に注意されているような気分になりませんか。ちょうどボクの書いた字は小学生のようになっているので、書いた候補者の名前をしばし見つめてしまったりします。「ハイ先生、ボクなりに考えました。誰かの言いなり…にはなっていないと思います、たぶん」。エンピツを使うとこういう効果もあると思うのですが、どうでしょうか。

いずれにせよ、日本の舵取りが決まる選挙です。いろいろ考え方はあると思いますが、やはり棄権や白票というのではなく(先生に怒られてしまいますからね)、投票した方がいいとボクは思います。久しぶりにエンピツを使うと小学生みたいな字になったりしますけど、カリカリと記入しに行くことにしましょうか。

マンボサイトー

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マンボサイトー

「マンボ」というニックネームはマンボウ似であることから名付けられ、当初はかなり嫌がっていたものの、最近ではそれほど気にならなくなってきた。ビッグバイクよりも中小排気量 の方が好き、人気車種よりもマイナー車の方が好き、というあまのじゃくな性格の持ち主でもある。

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