ここ最近、ホントによく電車の中でのいざこざに遭遇する。たいていは男性どうしの言い争いで、しかもそのほとんどがどうでもいいような内容である。まぁ当人たちにとっては、どうでもいいような内容ではないのかもしれないが、やれ肩がぶつかったとか、背中を押したとか押さないとか、もうホントに勘弁してくれよと思ってしまうような理由が多かったりする。
これが街中だったら、さっさとその場から立ち去ればいいのであるが、電車だとそうもいかない。ボクの場合は、極力そういった揉め事には関わらないよう、音楽でも聴いて無関心を決め込むことが多いのだが、前に遭遇したときに、近くにいた若者が仲裁に入った結果、あっという間に三つ巴の争いに発展してしまったことがあった。それからというもの、中途半端に関わるとよくないというのがボクの持論となっており、親切心で手助けすると、あっという間に立場が逆転するから注意が必要だと思うわけである。
しかも電車での口論というのは、けっこうまわりを意識してやっていることが多いので、たいがいが長い。まぁ時間が経つにつれて、それぞれ引くに引けない部分が出てくるのはわかるのだが、「お前次の駅で降りろ!」とか、「そんなことを言うならお前が降りろ」といった応酬が、平気で1駅2駅は続いたりするから厄介である(笑)。もちろん車内にいる人間は「いいからお前ら全員降りろ」と思っているに違いないのだが(笑)、そんなやり取りを聞かされて決していい気分はしないだろう。
自分はそんな状況に遭遇するたびに思うのが、「みんな余裕なくなってきているのかなぁ…」ということである。景気もそうなのだが、世の中のスピードがどんどん上がっていく中で、今まで心のよりどころにしていたものが、どんどん過去のものへと変化している昨今。そんな状況では、短絡的に他人を攻撃するのではなく、まずは人を受け入れる。そんな作業が心の余裕を生むような気がするのである。でもけっこうまわりを見てみると、絶えず人を攻撃している人って多かったりするもので、そんなことで心の安定をはかるのってどうなの?と思わざるを得ない。しかも無意識にやっていることも多いようなので、自分の行動を客観的に見つめる作業もときには必要だと思っている今日このごろである。他人の振り見て我が振り直せ。心当たりのある人はぜひ気を付けてください。
by ピコあん2013/3/2 13:10
私も電車通勤中に嫌な気持ちになることはあります。空いているので座ったら、股を広げたまま。肘を広げてゲームを続ける等々おかしな人たちがいっぱいです。昔は、ちょっとつめてくれたりしたものですが、そういう教育を受けてない人が増えたのかもしれません。悲しいですね。