ボクの仕事は、カジュアルな服装でOKだったりします。ただし、仕事の内容によってはカジュアルだとヤバそうな場面もあったりするので、ときどきはスーツを着るのですが…。普段あまり着ていないからか、スーツという服装にはとまどうことも多いのですよね。最近、どーにもよくわからないのが「ノーネクタイ」についてです。
実はボク、この仕事をする前に「普通のサラリーマン」をしていたことがあるんですよ(バイクとはまったく関係ない業種です)。当然、その時代は毎日スーツを着ていました。当時はまだクールビズなどもそれほど盛り上がってなかったからか、夏場だってネクタイはゼッタイに締めていたし、「スーツを着る」ということはイコール「ネクタイも締める」という感覚なのですよね。カジュアルなジャケットとかだったらノーネクタイもアリでしょうけど、スーツだったらネクタイは締めるもの、と思っていました。だから現在も、仕事でスーツを着る必要があるときはちゃんとネクタイを締めて家を出るわけです。すると…。
今朝、ふと電車の車内を見渡したときに気付いたのですが、ほっっっっっとんどの人がノーネクタイなんですよね!! カジュアルなジャケットを着ているわけではなく、単純に、普通のスーツ姿からネクタイだけを外した状態。そのときの車内でいえばノーネクタイ率80〜90%くらいで、締めているのは年配の人だけ。「えっえっ? オレ、もしかして浮いてんの!? 今じゃネクタイ締めるなんてハヤらないの!?」と、大いにビックリ。電車を降りてからも、道行く人が気になって仕方がありません。「あ、この人もノーネクタイだ…」「またこの人も…」「っていうか、ネクタイ締めてる人はどんだけマイナーなんだよ!」と、他の人を見れば見るほど自分が浮いているような気がして、思わずネクタイを外してしまいました…(実はこのコラムもノーネクタイのままで書いています)。
で、あまりにもこれが気になったので調べてみたんですが。やっぱりどうやら「普通のスーツ姿からネクタイだけを外した格好」というのは好ましくないそうですよ。「非常に多く見かけるのですが、実を言うと最もやってほしくない格好です」「クールビズを否定するわけではありませんが、ネクタイを外すならもう少し考えましょう」といった解説などもあったりして、「なんだよ、オレ間違ってなかったじゃん!」と、なんだかネクタイ問題に振り回されまくり。仕事で毎日スーツを着ている人も多いと思いますが、いやぁ、スーツの世界ってホント難しいですね。
さて、コラムが書き終わったし、念のためネクタイ締め直しておこうかな…。