前回のコラムで「愛犬とタンデムツーリングなんかできたらいいな~」と来年の抱負の一つを述べて「まずはキャリーバッグ選びから…」で終わったところ、それを見たやたぐわぁに「個人的にはコレがオススメ!」と背中を押してもらい、モ○ベルのキャリーバッグ(いいお値段なんだけどね!)に決めた。以前そこのリュックや雨具など使っていたので丈夫なのはおそらく間違いないだろう。底面もシッカリしているし、ファスナーがつまみを引っ張らないと開かないしくみになっている(内側から開かない)のも気に入った。さて、いざ手に入れるとそれを試してみたくなるもんですね~。ゆっくり焦らず…と思っていたのだけど先日さっそく試してみました(笑)。いきなり遠出はキビシイので近くの公園まで「散歩に行くよ~♪」と声をかけ、それを聞いた愛犬が、”得体のしれない袋に詰められる恐怖” と “「さんぽ」という聞き慣れた魅惑な言葉” とを頭の中で天秤にかけている隙に、ササッとキャリーバッグの中に(両脇がメッシュで寒いのでダウンジャケットにくるんで)入れ、背負ってみたが、後ろでモソモソ若干落ち着かないものの問題はなさそうだ。手早く(なるべくリュックに入れている時間を短くしようと…笑)ヘルメットなど自分の身支度を整えて出発! 近場なので10分くらいだったがとくに何事もなく到着。リュックから出た愛犬を見ると、すでに頭はお散歩モード、早く連れて行けと尻尾をふっている(笑)。楽しいお散歩を堪能して数時間後に帰宅。無事、愛犬とのお試しタンデムツーリングは終わった。まあ飼い主の感想としては「フツーに行けた」で、”バイクに乗る” というコトを喜ぶでもなく怖がるでもなくフツーに済んだ。でもこのフツーというのは重要で、愛犬の目的がバイクでなくて「お散歩♪」で全然構わない(笑)。だって、自分だけ楽しむ “後ろめたさ” が今後は軽減されるんだも〜ん。たまの休日にいそいそと玄関でヘルメットを手に取る私を…つぶら~な瞳で、静か~に見上げられると…ねぇ(苦笑)。そのときの胸の痛みから解消され、プラス、バイクにも乗れ、今年はなんだか楽しい1年になりそうだ。