いくらなんでも早すぎないかい?

なんだか陽射しが強くなったな、なんて思ってたらいきなりの梅雨明け宣言。聞けば、今年は例年より15日早く、統計開始以来4番目に早い梅雨明けらしい。

晴れの日商売のオートバイ雑誌編集者としては、雨によるロケの中止や予備日/延期日のことを考えなくてよくなるので、梅雨が早く明けるのは願ったりかなったりなのだが、…どうにも暑い。こんなところで愚痴ったところでどうなるワケでもないのだが、やっぱり暑い。太陽がヤル気を出しているのか、それとも長年言われ続ける地球の温暖化の影響なのか、「ギャンッ!」という音が出そうな陽射しと湿気の多い熱気にカラダがどうにもついていかないのである。

年々、とくにこの数年の間に陽射しが強くなっているような気がするのは僕だけだろうか? 5、6年前まで「ウチは節電、セツデン! クーラーなんて使わないよ。使っても年に1度か2度くらいかな。機械は動かさないと壊れるからね」なんて、もと沖縄県民の余裕を見せ付けていたのだが、ここ数年ですっかりクーラーを常用するようになってしまった。そういやテレビでさえ、「冷房を効果的に使うなどして体調管理に注意してください」なんて言葉をいつからか使いはじめている。クーラーは贅沢品なんてふうに教えられて育ったけど、今はもう生活必需品ということなのだろう。

そもそも、アウトドア遊びは好きだけど、なんでか陽射しに弱く、直射日光を浴びすぎてカラダに熱が溜ってしまうと、下痢だの吐き気だの体調不良を起こす僕は、もともと夏に強い方じゃない。この時期は、少しずつ陽に当たってカラダを慣らしたりしているのだが、この数日の不意打ちをくらってもう大変(笑)。なんとか水風呂でカラダを冷やしながら生活しているけど、今年も長い夏になりそうだ。どっかで泳ぎてぇなぁ。畜生!

やたぐわぁ

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やたぐわぁ

本名/谷田貝 洋暁。「なるようになるさ」と万事、右から左へと受け流し、悠々自適、お気楽な人生を願うも、世の中はそう甘くない。実際は来る者は拒めず、去る者は追えずの消極的野心家。何事にも楽しみを見いだせるのがウリ(長所なのか? コレ)だが、そのわりに慌てていることが多い。自分自身が怒ることに一番嫌悪感を感じ、人生の大半を笑って過ごすことに成功している、迷える本誌編集長の44歳。

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