実は今、夏休みの真っ最中である! そういえば入社したての頃は「オフの日にはパソコンなんて見たくも触りたくもない」と元編酋長が言っていたのを「?」キョトンとしながら聞いていたものだが、いつの間にか自分も「休みだ! パソコンなんて意地でも触らないぞ!」などと言うようになってしまった(苦笑)。でも今こうしてパソコンを立ち上げて「やばいやばい…」と焦って文字をカタカタ打っているわけだから、今年も詰めが甘かったなと反省…はこのくらいにして。
夏休み中に道で「黒ソフト」という看板を見つけ、赤の背景に真っ黒なソフトクリームのシルエットが妙に気になったのでためしにちょっと寄ってみた。注文しながら、さてどんなソフトかなーと、ゴマやイカスミなど、黒い食材が混ざっているようなソフトクリームを想像していた。ところが、コーンが機械の下に置かれ、出てきたアイスは…白? あれ…? するとお店の人がその上に何やら黒い粉をふりかけた。「はいどうぞ」た、たしかに黒ソフトだが…おそるおそる渡されたそれを一口食べてみると…これがホントに美味い! 黒い粉の正体は豆からひいたコーヒーの粉であった。ツブツブが口に残る、それがまた美味しいこと。さらに気が利いているのは、コーンの底にもコーヒーの粉が入っているところである。それでさいごまでコーヒー味が楽しめた。思わず数時間後に同じものを買いに行ってしまったほどである。一日に2度も買いにいけば会話も生まれるわけで、そのソフトクリームが誕生するまでの話も簡単に聞いた。その中で、お店の人の「そのまま売るだけじゃなんかつまらないから」という一言は、シンプルなんですけど、わたし気に入りまして、「そうだよね、そうだよね」と何度もうなずき、また休み明けから仕事がんばるぞと思いました。
あ~しかしこれでわたしの中のソフトクリームランキングが久々に大きく動いたな(笑)。